科 目 名 社会と法
担 当 者 澁谷 彰久
開 講 期 前期 履修年次 1・2・3・4 必修選択別 選択
単 位 数 2 時 間 数 30 授業形式 講義・オンライン併用
カテゴリ ---  
【科目の目的】
 この授業は、全ての学部の学生を対象に、法的なものの考え方「リーガル・マインド」を身につけることを目的とする。多様な職種に就く本学の学生は、社会の様々な課題の背後にある法律問題を理解する必要がある。法制度や法律の基礎を学ぶためには、難しい法律用語からだけでけではなく、分かり易い具体例や身近な問題を題材にして講義を行う。
【到達目標】
 (知識・理解)
 法的なものの考え方を通し、地域や社会の課題について考えることができる。
 
 (思考・判断・表現/思考・技能・実践)
 法的なものの考え方を修得し、論理的・客観的な思考方法を身につけることができる。
 
 (態度・志向性)
 法的なものの考え方から、自分自身の大学生活や学習の指針とし、自己を見つめなおし、社会との関係性と自分の考えを持つことができる。
【授業内容】
 1  イントロダクション(法て何?・なんか役に立つ?・法律はじめの一歩)
 2  消費者被害にあったらどうする?(悪徳業者と戦う方法)
 3  バイト先でお皿を割ったら弁償する?(損害賠償法その1)
 4  原子力発電所の責任は問えるか?(損害賠償法その2)
 5  内定取り消された!どうする?(就職活動と労働法)
 6  お金無いので誰か貸してくれませんか?(借金の法律問題と保証債務)
 7  わたしたち結婚します!(民法から考えるカップル婚と家族法)
 8  お前は勘当だ!と言われたけど(扶養の義務と成年年齢)
 9  私は誰?ここは何処?おばあちゃんを見守る法(認知症と成年後見法)
 10 赤ちゃんに値段をつけられますか?(代理母契約と生殖医療)
 11 スマホを見ていただけなのに!(個人情報とGAFA規制法)
 12 自動運転車の交通事故は誰の責任か?(AI時代の法)
 13 レポートをコピペしたらなぜダメなの?(著作権法とフェアユース) 
 14 デジタル社会と法
 15 復習と補習
 
 ※飯田キャンパスの学生は対面で行い、他のキャンパスの学生はオンラインでの受講を認めます。指示に従い、すべての受講生はGoogleClassroomを登録してください。
   クラスコード: msucuau
   リンク先:https://classroom.google.com/c/NTM4ODE2MzM0MjEy?cjc=msucuau
 
 ※受講生の到達度により内容を変更することがあります。
 また、学事日程が変更されることが予想されるので、状況に応じた講義内容となります。
【教育方法】
 ※飯田キャンパスの学生は対面で行い、他のキャンパスの学生はオンラインでの受講を認めます。指示に従い、すべての受講生はGoogleClassroomを登録してください。
   クラスコード:  msucuau
   リンク先:https://classroom.google.com/c/NTM4ODE2MzM0MjEy?cjc=msucuau
 
 レジュメに従った講義形式で行う。また、判例や実際の紛争事件によるケーススタディを通じて実社会での法の考え方について学び、対話形式での質疑応答や議論を授業の中で取り入れる。
 
 【実務経験のある教員による教育方法】
  教員の資格・職業・実務経験:
  三菱銀行(現三菱UFJ銀行)勤務(1980〜2009年) 詳しくは以下のHPの経歴を参照されたい。
  具体的な教育方法:
  ・企業・看護・福祉の実務や最新の動向と法理論の関係を分かり易く解説する。
  ・弁護士や実務家を講義内にゲストスピーカーとして呼び、実務上の課題について議論をする。
  教員の資格・職業・実務経験に関する資料
【評価方法】
 (知識・理解)
 レポート課題(60%)
 評価においては、@事例について法的問題を適切に指摘できているか、A適切な法律の条文が指摘できているかを重視する。
 (思考・判断・表現/思考・技能・実践)
 講義中の討論における意見発表の内容等(20%)
 (態度・志向性)
 講義中の討論における意見発表の内容等(20%)
【必携図書】
 毎回、レジュメを配布しますので教科書は指定しません。
【参考図書】
 講義内で指定または紹介します。学習用六法(出版社等は問わないが最新のもの)を持っている学生は持参してください。有斐閣のポケット六法は生協で買えます。六法無くても授業は受けられます。  関連サイト
【履修上の注意】
 まったく法律を学んだことの無い学生でも大丈夫です。
【過去の活動状況】
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【学生へのメッセージ】
 はじめて法律を学ぶ学生を学部を問わず歓迎します。法のオモシロさを感じられる講義を目指したいと思います。