科 目 名 | 人間と文化 | ||||
担 当 者 | 浅野 充 | ||||
開 講 期 | 前期 | 履修年次 | 1~4 | 必修選択別 | 選択 |
単 位 数 | 2 | 時 間 数 | 30 | 授業形式 | 講義 |
カテゴリ | 地域関連科目 | ||||
【科目の目的】 人間と文化について歴史的な観点から考えていきます。地域・時代は日本古代を出発点とし、関連して他の時代、さらに現代にも触れる予定です。日本人は、古くからどのような文化を形成し、また社会を形作ってきたのかを具体的な事例に触れながら考えていく予定です。 学士基盤力:「自然・社会・文化理解」「自己学修力」 |
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【到達目標】 (知識・理解) 日本人が古くから現代に残し、伝えてきた様々な文化、社会・政治制度を理解し、具体的に説明できる。 (思考・判断・表現/思考・技能・実践) 講義で取り扱う人間や文化に関わる様々な事柄に関して、自ら思考し、自分の意見を述べることができる。 (態度・志向性) 一般的な文化や社会・政治制度を、様々な視点からとらえ直す力をつける。 |
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【授業内容】 以下のようなテーマを考えていきます。各テーマ2回を基本とします(1回のものもあります)。また、新しい出来事、発見なども、歴史的、文化的観点から取り上げていきます。 第1回 授業ガイダンス:授業の説明と日本の文化の時代区分 第2回 花見・桜と日本人を考える:現代型の花見の成立とは 第3回 「日本」という国名を考える:「倭」から「日本」へ 第4回 日本の古墳・墓を考える@:巨大古墳とヤマト政権・倭王権 第5回 日本の古墳・墓を考えるA:古墳の被葬者と日本の墓の歴史 第6回 日本の寺院を考える@:寺院と古墳。各文化の寺院の特徴:飛鳥文化・白鳳文化 第7回 日本の寺院を考えるA:各文化の寺院の特徴:天平文化・弘仁貞観文化・国風文化・院政期 文化 第8回 日本の都を考える@:古代の都の実像 第9回 日本の都を考えるA:日本史における遷都 第10回 日本と世界の女性君主を考える@:現代の天皇制、古代の天皇制と女性君主。 第11回 日本と世界の女性君主を考えるA:日本古代の女性大王・天皇。中世・近世の女性天皇。 世界の女性君主。 第12回 日本の親族・氏名を考える@:親戚関係:親戚の呼び方。源氏とは1。 第13回 日本の親族・氏名を考えるA:源氏とは2。氏と姓と名字。 第14回 年齢から人物を考える@:歴史上の人物の年齢を調べてみる。 第15回 年齢から人物を考えるA:年齢から歴史上の人物をイメージしてみる。 【授業外の学修】 2回目の授業の前に桜の花見をしておくと、内容により興味が持てます(「できれば」という感じで対応してください。それ以降のテーマに関しては、授業中にそれぞれの内容に関する下調べの指示をしますので、それに応じて予習をしておいてください。 |
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【教育方法】 遠隔授業で行います。Google Classroomを使用した、課題(小テスト)提出型授業を行う予定です。毎回、小テストを提出してもらいます。非同時双方向型授業(オンデマンド授業)です。皆さんの状況を見ながら、改良しつつ、進めていくことにします。 GoogleClassroomのクラスコードは 44iumfz です。参加しておいてください。 教材の配信は、基本的に前日の木曜日の夜に行う予定です。 |
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【評価方法】 (知識・理解) 各回の課題(小テスト)と最後のレポートで評価します。 レポート(40%) (思考・判断・表現/思考・技能・実践) 小テスト (態度・志向性) 小テスト(小テスト全体で60%) |
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【必携図書】 必携図書はありません。 |
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【参考図書】 テーマごとに、受講生の様子を見ながら、講義中に紹介していく予定です。 |
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【履修上の注意】 特にありません。 |
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【過去の活動状況】 --- |
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【学生へのメッセージ】 歴史、文化を今までとは少し違った観点から見ていきたいと思います。なお、高校で日本史を選択していなくても、受講できますし、理解もできると思います。遠隔授業ですので、問題も多々起きそうですが、少しずつ慣れていくことにしましょう。 |