科 目 名 | メディア・リテラシー | ||||
担 当 者 | 兼清 慎一 | ||||
開 講 期 | 前期 | 履修年次 | 1,2,3,4 | 必修選択別 | 選択/2020以前IC必修 |
単 位 数 | 2 | 時 間 数 | 30 | 授業形式 | 講義 |
カテゴリ | --- | ||||
【科目の目的】 この科目の目的は、メディアとはいかなるものか、そもそもメディアについて学ぶ意義は何かを、教員と受講生が共に考え、探ることです。 学士専門力:「国際政策教養力」 |
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【到達目標】 (知識・理解) メディアとはいかなるものかについて、自らの言葉で説明できる。 多元的なメディア・リテラシーとはいかなるものかについて、自らの言葉で説明できる。 (思考・判断・表現/思考・技能・実践) メディアについて学ぶ意義を、文献やメディア体験と照らし合わせながら思考し、表現できる。 文献と日常のメディア体験との往復から、思考を深め、その思考を表現できる。 (態度・志向性) 自らのメディア体験を文献や他者の考えと比較して相対化する姿勢が身に付く。 |
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【授業内容】 第1回:メディアをデザインする/メディアの教科書をつくるとしたら@ 第2回:メディアとデザイン@/デザインとは 第3回:メディアとデザインA/メディア体験を振り返り、共有する。 第4回:メディア体験とメディア研究@〜ソーシャルメディア 第5回:メディア体験とメディア研究A〜写真と動画 第6回:メディア体験とメディア研究B〜テレビとラジオ 第7回:メディア体験とメディア研究C〜紙と印刷と文字 第8回:中間発表の準備 第9回:中間発表の共有 第10回:ニュース番組のデザイン@〜リサーチ/デザイン 第11回:ニュース番組のデザインA〜共有 第12回:ニュースメディアのデザイン@〜リサーチ/デザイン 第13回:ニュースメディアのデザインA〜共有 第14回:メディアの教科書をつくるとしたらA 第15回:総括〜なぜメディアリテラシーを学ぶのか ★受講生の関心や反応に応じて、進行を調整します。 【授業外の学修】 ・毎回、授業のまとめとリフレクションペーパーを提出していただきます。 ・受講前日、Classroomに掲載する次回の講義内容を読んでおいてください。 ・中間発表プレゼンテーションと最終課題レポートの提出を求めます。 ◉高等学校等に在学する方を対象とした科目等履修生への開放科目です。 |
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【教育方法】 ★原則として、C101教室での対面です(教室が広くなったので対面としました。4月18日追記)。 ★ただし対面で教室で受講する場合も必ず、パソコンかスマートフォンとイヤフォンを持参してください。 授業中、教材を提供し、クイズや質問に回答していただきます。それを共有しながら進めていきます。 出席確認、授業内でのコメント・質問受付、課題提出には、Google Classroomを使います。 オンラインライブには、Google Meetを使います。Meetのリンク先は、Classroomに掲出します。 Classroomのリンク/コードは以下のとおりです。 https://classroom.google.com/c/NDgyMTI2NDc5NjEx?cjc=dxnth6c dxnth6c 【実務経験のある教員による教育方法】 NHKでの実務の経験も踏まえ、授業を行います。NHKでの職歴は次のとおりです(1990年4月〜2015年3月:報道局経済部記者、フランクフルト支局長、ロンドン支局長、報道局ネット報道部チーフプロデューサー等を歴任)。記者/プロデューサーの経験に基づき解説します。 |
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【評価方法】 (知識・理解) 授業中の発言+提出物+中間発表+最終課題レポート (思考・判断・表現/思考・技能・実践と合わせて70%程度) (思考・判断・表現/思考・技能・実践) 授業中の発言+提出物+中間発表+最終課題レポート (知識・理解と合わせて70%程度) (態度・志向性と合わせて30%程度) (態度・志向性) レポート/授業への参加状況 (思考・判断・表現/思考・技能・実践と合わせて30%程度) |
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【必携図書】 --- |
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【参考図書】 随時、ご紹介します。一部、掲載しておきます。 土橋臣吾・南田勝也・辻泉編(2017)『デジタルメディアの社会学ー問題を発見し、可能性を探る(第3版)』北樹出版. 藤代裕之(2021)『フェイクニュースの生態系』青弓社. 法政大学大学院メディア環境設計研究所編(2020)『アフターソーシャルメディア 多すぎる情報といかに付き合うか』日経BP. Papanek,V,(阿部公正訳, 2020)『生きのびるためのデザイン』晶文社. 坂本旬・山脇岳志著編(2021)『メディアリテラシー 吟味思考(クリティカルシンキング)を育む』時事通信社. 佐藤卓己(2006)『現代メディア史』岩波書店. Sunstein, C R,. (石川幸憲訳, 2003)『インターネットは民主主義の敵か』毎日新聞社. 武山政直(2017)『サービスデザインの教科書ー共創するビジネスのつくりかた 』NTT出版. |
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【履修上の注意】 2021・2022年度に入学した学生:選択科目です。 2020年度以前に入学した学生: ICコースの必修科目です。 |
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【過去の活動状況】 --- |
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【学生へのメッセージ】 オンライン環境が整っていない学生は、遠慮なく申し出てください。 質問はメールにていつでも受け付けます。 kanekiyo@yamanashi-ken.ac.jp |