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科 目 名  生徒・進路指導
担 当 者  高石 啓人/山崎 宣次/松土 清
開 講 期 後期 履修年次 2 必修選択別

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単 位 数

2

時 間 数

30

授業形式

講義と演習

カテゴリ

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【科目の目的】
  生徒指導とは「一人一人の児童生徒の人格を尊重し、個性の伸長を図りながら、社会的資質や行動力を高めることを目指して行われる教育活動」である。
  今日の学校現場においていじめ、不登校、校内暴力、薬物等の「学校病理」が生じる中で、現職教員がより適切に対応等に取り組み、さらに予防等の組織的対策ができるよう、校内組織体制整備や教育相談の充実が求められている。
  また「知識基盤社会」等の社会構造の変化が生じる中で、「生きる力」を育み、キャリア教育を充実させていくことも求められている。
  本講義では教育相談を含む生徒・進路指導の理論と方法について、いじめ問題、不登校問題等を含む学校における「居場所づくり」と「絆づくり」を視座に、「学校病理」をどう捉え、どう指導していったらよいのかについて、基本的知識の理解、習得を図るとともに、考察を深めるための指導を行うことを目的とする。また、職場体験活動、キャリア教育指導計画等の実践事例を取り上げながら、学生が将来教育現場に就いたとき、キャリア教育指導力向上を図るよう教授することを目的とする。
 
 教職「学士専門力」:「教職知識理解」「自己学修力」
【到達目標】
 (知識・理解)
  生徒・進路指導の理論など基本的な知識を理解することができる。また、問題行動等の検討を通じて、生徒指導の基盤となる児童理解ができる。
 (思考・判断・表現/思考・技能・実践)
  生徒・進路指導の実際と課題を調査、分析し、その指導のあり方について検討、考察することができる。
 (態度・志向性)
  教員を志望するにあたり、必要な生徒・進路指導に関する基本的な事項等の理解に努めようとし、講義に主体的に参加し、対話的な学修をすることができる。
【授業内容】
  主な授業内容は以下を予定している。ただし、受講生および学習の進捗状況により変更の可能性がある。
 
 第1回:オリエンテーション
 第2回:生徒指導の原理と概念
 第3回:生徒指導と学校経営・教育課程
 第4回:「学校病理」の実態と教育相談
 第5回:生徒指導に係る法令及び制度的対応
 第6回:生徒指導と学校保健
 第7回:生徒指導と保健室経営
 第8回:家庭および専門機関等との連携
 第9回:生徒指導方法論
 第10回:生徒指導と特別支援教育
 第11回:生徒指導の実態に関する調査研究@―分析枠組―
 第12回:生徒指導の実態に関する調査研究A―データ収集―
 第13回:生徒指導の実態に関する調査研究B―分析―
 第14回:生徒指導の実態に関する調査研究C―考察―
 第15回:生徒指導の実態に関する調査研究D―発表―・総括
 定期試験
 ※高石先生と松土先生が担当する日にちは追って連絡する。
 
 【授業外の学修】
 11回以降は予習としてあらかじめ次の授業のための課題等を提出するので、その課題等に関する資料(WEB資料も含む)を自ら探し出し、まとめた上で授業に臨むこと。
【教育方法】
 ※学生の実態や学生との話し合いによってシラバスの変更等を行うことがあります。
 
 @ 配布資料や映像教材、行政Webサイト、行政資料、研究論文等を利用しながら教授する。
 A 前半は講義形式で進める。後半(第11回〜)には調査活動も取り入れることもある。
 B Aに関連して授業内容に関してあらかじめプリント等の配布、視覚資料の提示等を行い、事前学修が可能となるような「反転授業」等のアクティブラーニングを取り入れる。
 
 ※多様なメディアを高度に利用して行う授業として、「オンライン授業」等を行うこともある。
 
 【実務経験のある教員による教育方法】
 教員の資格・職業・実務経験
 <松土>元県立高等学校校長、県教育委員会教育長
 <山崎>元公立小・中学校の生徒指導主事、中学校の進路指導主事
【評価方法】
 (知識・理解)
  評価に関しては、以下の通りに行う予定である。また具体的な評価方法に関しては、「ルーブリック評価法」による評価指標を授業内で提示する。ただし受講生および学習の進捗状況により変更の可能性がある。
  レポート(知識・理解に関する課題)50%
 
 (思考・判断・表現/思考・技能・実践)
  調査報告(思考・判断・表現に関する課題) 30%
 (態度・志向性)
  講義参加および調査活動参加(態度・志向性に関する課題) 20%
【必携図書】
 『生徒指導提要』(文部科学省編(2011)教育図書)
 『中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 総則編』(文部科学省編 東山書房)
 
【参考図書】
 犬塚文雄監修稲垣応顕編著(2011)『生徒指導論―真心と優しさと―』文化書房博文社
 「中学校学習指導要領解説(各教科編)(平成29年告示)」(文部科学省)
 「中学校学習指導要領解説 特別の教科 道徳編(平成29年告示)」(文部科学省)
 「中学校学習指導要領解説 総合的な学習の時間編(平成29年告示)」(文部科学省)
 「中学校学習指導要領解説 特別活動編(平成29年告示)」(文部科学省)
【履修上の注意】
 1.特に義務教育制度を中心に講義を展開するため、近年の教育動向についてあらかじめ文部科学省Webサイトや新聞等を必ず確認して毎回の講義に臨むこと。
 2.自ら予習・復習の課題を見出し、主体的に学修する者の履修を希望する。
 3.特に幼稚園教諭、保育士志望者も小学校以降の児童生徒の理解を深めるため、主体的に学ぶ姿勢を希望する。
 4.本講義ではPCを用いた「調査研究」活動を行う予定のため、PC操作が苦手だと考えている学生は、事前にPC操作に慣れるための自己学修を行っておくこと。
【過去の活動状況】
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【学生へのメッセージ】
  不明な点がある場合は、オフィスアワーの時間(必ずアポイントメントをメールでとること)かメールアドレス(s-yamazaki@yamanashi-ken.ac.jp)に問い合わせてください。
  生徒・進路指導について、共に学びましょう。

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