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科 目 名  こころとからだのしくみT
担 当 者  功刀 仁子
開 講 期 後期 履修年次 1 必修選択別

選択

単 位 数

2

時 間 数

30

授業形式

講義

カテゴリ

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【科目の目的】
 介護を必要とする人の身体的、心理的・社会的側面を統合的に捉えて生活支援を行うために必要な観察力、判断力の基礎となる人間の心理、人体の構造と機能の基礎的な知識を習得し、こころとからだの機能低下が生活に及ぼす影響を踏まえた介護サービスの提供における安全への留意点や配慮する方法について理解するための基礎的知識・技術を習得できることを目的とする。
 
 学士専門力:「生活支援知識理解 」
 
【到達目標】
 (知識・理解)
 1:正常なこころとからだのしくみを理解し、身体的、心理的・社会的側面を統合的に捉えて生活支援を行うために必要な観察力、判断力の基礎となる知識が説明できる。
 2:こころとからだの機能が障害された場合に生ずる日常生活に及ぼす影響について理解し、専門的知識を基に安全・安楽な介護サービスを提供するための方法が説明できる。
 
 (思考・判断・表現/思考・技能・実践)
 1:人体の構造としくみを理解した上で、こころとからだの機能が障害された場合に生ずる日常生活に及ぼす影響を判断するための基礎的知識を記述できる。
 2:バイタルサインズを正確に測定するための環境調整及び器具の取り扱いができる。生命の兆候であるバイタルサインズの意義を理解し、正常な値を測定・記録・報告することができる。測定した値の正常・異常を判断し記述できる。
 
 (態度・志向性)
 1:各自の体の構造にあったTシャツを作成し、バイタルサイン測定演習に参加することができる。
 2:自ら問題を発見し、主体的に学ぶ態度を身につける。
 
【授業内容】
 1)からだの構成(組織 細胞)を理解する
 2)からだを動かすしくみ(骨格系)について理解する・・・全身の骨格、円背、骨折と生活への
 影響
 3)からだを動かすしくみ(筋肉系)について理解する・・・筋肉の解剖・働き、関節可動域と生活への影響
 4)5)Tシャツ作成、からだを動かすしくみ(神経、自律神経、脳とこころ)を理解する・・・脳梗塞、脳出血と生活への影響
 6)7)Tシャツ作成、生命活動の調節(恒常性のしくみ)を理解する・・・体液、血漿のPH 脱水、浮腫と生活への影響
 8)Tシャツ作成、心臓のしくみ(循環器系)を理解する・・血液循環、血圧の定義、高血圧症と
 生活への影響
 9)Tシャツ作成、心臓のしくみ(循環器系)を理解する・・心不全、狭心症、心筋梗塞と生活へ
 の影響
 10)Tシャツ作成、呼吸のしくみ(呼吸器系)感染症を理解する・・・肺炎、COPD、結核と
 生活への影響
 11)Tシャツ作成、腎臓のしくみ(排泄)を理解する・・・尿失禁、前立腺肥大症と生活への影響
 12)13)Tシャツ作成、消化・吸収のしくみ、食べるしくみ(嚥下) を理解する・・・嘔吐、便
 秘、下痢、誤嚥と生活への影響
 14)15)生命の徴候(体温,脈拍,呼吸,循環動態)を理解し、観察・判断・記録ができる。
 体温・血圧・脈拍測定,心音,腸蠕動,パルスオキシメーター
 *14)15)は続きコマとし演習形式で実施する予定
 【授業外の学修】
 毎回授業前にテキストの該当箇所を読んで授業に参加すること。第6回7回の授業後に「恒常性の維持」についてレポート課題を出すので、指定した期限内に提出すること。
 
【教育方法】
 講義形式で行い、基礎知識を理解しやすくする為に、模型やパワーポイントを活用して進める。生命の徴候については、全員が自作したTシャツを着て、指定の項目を実際に観察(測定)し、その値を判断して記録する。記録用紙は、講師が所定の用紙を配付する。
【評価方法】
 (知識・理解)
 定期試験 50% 
 (思考・判断・表現/思考・技能・実践)
 課題レポート 20%、Tシャツ作成 10%
 (態度・志向性)
 出席 5%、演習態度 15%
【必携図書】
 ・小板橋喜久代・松田たみ子編集 最新介護福祉全書12「こころとからだのしくみ」
 (メヂカルフレンド社、2014年第3版、3,456円)
 
【参考図書】
 ・山口昇編集 最新介護福祉全書別巻1「医学一般」
 (メヂカルフレンド社、2013年第4版、2,484円)
 ・堺 章著 「新訂 目でみるからだのメカニズム」(医学書院、2000年、3,240円)
 
【履修上の注意】
 体温・血圧・脈拍測定、心音測定 腸蠕動測定 パルスオキシメーター、アルコール綿は、学校で器具は準備します。Tシャツは、各自で準備してください。作成内容は、講義で講師が提示します。各自が学習内容を踏まえて独自に作成することで学習成果を期待するので、既製作品の紹介は基本的にしません。作成時にHB鉛筆と油性マジックを各自で準備してください。筆記試験時に作成したTシャツを持参し、評価します。バイタルサイン測定演習時にTシャツを持参しない場合は減点となりますので、必ず仕上がったものを着て演習に参加してください。
【過去の活動状況】
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【学生へのメッセージ】
 人体の構造としくみの基礎的知識を確実に理解し、生活支援技術のエビデンスとなる知識となります。人体の正常な機能を理解したうえで、機能が障害された場合に生ずる主な症状について理解することを学習します。こころのしくみについては履修しない科目です。また、毎回予習および復習が必要となる科目です。

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