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科 目 名  臨床薬理学
担 当 者  米田 昭子/前澤 美代子/鈴木 勉
開 講 期 前期 履修年次 1 必修選択別

選択

単 位 数

2

時 間 数

45

授業形式

講義

カテゴリ

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【科目の目的】
 複雑で治療が困難な状況にある患者に対する応急処置や症状調整、慢性疾患管理に必要な薬剤を中心に、薬剤の適正使用の判断、投与後の患者モニタリング、生活調整、回復力の促進、患者の服薬管理能力の向上を図るための知識と技術を教授する。
【到達目標】
 (知識・理解)
 1.患者の療養の場における薬剤管理や治療効果とモニタリング指標に必要な知識について説明できる。
 
 
 
 (思考・判断・表現/思考・技能・実践)
 2.薬物療法の事例を用いて、その患者の治療プロセスが適切か判断することができ、患者のQOLを向上させる上で必要となる薬剤管理や服薬管理指導の計画を立てることができる。
 
 (態度・志向性)
 3.患者のQOLへの影響を考慮した薬剤管理や服薬管理指導のあり方を探究することができる。
 
【授業内容】
 第1回 薬物 の作用メカニズム・薬物相互作用・薬物有害反応、薬物の体内動態と薬物投与計画
  ・薬物の作用メカニズム・薬物相互作用・薬物有害反応・薬物の体内動態と薬物投与計画につい て講師の準備した資料を基に講義を受ける。                       第2回 CNSにとっての臨床薬理学の意義と複雑で治療が困難な状況にある患者の薬物治療の課題とは     (米田)
  ・臨床薬理学の講義の進め方、評価方法についてオリエンテーションを行う。
  ・ケアとキュアの融合を基盤として臨床薬理学を学ぶ態度及び、医学的知識・技術を看護実践の ための知識と技術にしていくことについて考える。
  ・複雑で治療が困難な状況にある患者の薬物治療の課題について、学生からの話題提供と合わせ てディスカッションする。                (ゲスト講師)
 第3回 医薬品開発にかかわる臨床試験、医薬品開発の法的側面
  ・医薬品開発にかかわる臨床試験、医薬品開発の法的側面について講師の準備した資料を基に講 義を受ける。                            (ゲスト講師)
 第4回 対象の発達特性や各種臓器の機能低下に応じた応急処置や症状調整、慢性疾患管理のための薬物投与計画や服薬管理指導
  ・対象の発達特性や各種臓器の機能低下に応じた応急処置や症状調整、慢性疾患管理のための薬 物投与計画や服薬管理指導について講師の準備した資料をもとに講義を受ける。(ゲスト講師)
 第5回 循環器作用薬を適用する患者の治療効果を判断するためのモニタリング指標
  ・心不全や高血圧、不整脈など、循環器疾患への作用薬を適用する患者の治療効果を判断するた めのモニタリング指標、QOLへの影響をモニタリングする指標、対象特性に応じた薬物投与計画 や服薬管理指導についての事前学習を基盤に講師の準備した資料をもとに講義を受ける。
                                      (ゲスト講師)
 第6回 糖尿病治療薬を適用する患者の治療効果を判断するためのモニタリング指標
  ・2型糖尿病および、1型糖尿病患者に用いられる各種薬剤及び脂質異常症患者の治療効果やQOL への影響を判断するためのモニタリング指標、対象特性に応じた薬物投与計画や服薬管理指導に ついての事前学習を基盤に、講師の準備した資料をもとに講義を受ける。(ゲスト講師)
 第7回 消化器系治療薬を適用する患者の治療効果を判断するためのモニタリング指標
  ・肝臓疾患や、胃潰瘍、過敏性大腸炎、等の消化器系疾患患者や便秘症に用いられる各種薬剤の 治療効果やQOLへの影響をモニタリングする指標、 対象特性に応じた薬物投与計画や服薬管理指 導について事前学習を基盤にして、講師の準備した資料をもとに講義を受ける。(ゲスト講師)
 第8回 呼吸器系作用薬を適用する患者の治療効果を判断するためのモニタリング指標
  ・慢性閉塞性肺疾患、肺気腫、気管支喘息等呼吸器疾患患者に用いられる各種薬剤の治療効果  や、QOLへの影響をモニタリングする指標、 対象特性に応じた薬物投与計画や服薬管理指導に ついての事前学習を基盤に講師の準備した資料を基に講義を受ける。 (ゲスト講師)
 第9回 中枢神経作用薬を適用する患者の治療効果を判断するためのモニタリング指標
  ・痛みの症状や、パーキンソン病、認知症等の中終神経系疾患患者に用いられる各種薬剤の治療 効果やQOLへの影響をモニタリングする指標、 対象特性に応じた薬物投与計画や服薬管理指導 についての事前学習を基盤に講師の準備した資料を基に講義を受ける。 (ゲスト講師)
 第10回 向精神薬を適用する患者の治療効果を判断するためのモニタリング指標
  ・神経症や不眠、統合失調症、抑うつ等の向精神薬を適用する患者の各種薬剤の治療効果やQOL への影響やモニタリングする指標、対象特性に応じた薬物投与計画や服薬管理指導についての事 前学習を基盤に講師の準備した資料を基に講義を受ける。       (ゲスト講師)
 第11回 抗菌薬を適用する患者の治療効果を判断するためのモニタリング指標
  ・抗菌薬を適用する患者の特性や、薬剤の治療効果やQOLへの影響をモニタリングする指標、対 象特性に応じた薬物投与計画や服薬管理指導についての事前学習を基盤に、講師の準備した資料 を基に講義を受ける。                      (ゲスト講師)
 第12回 抗悪性腫瘍薬を適用する患者の治療効果を判断するためのモニタリング指標
  ・抗悪性腫瘍患者に用いられる各種薬剤(抗がん薬、分子標的薬)の治療効果やQOLへの影響を モニタリングする指標、対象特性に応じた薬物投与計画や服薬管理指導についての事前学習を基 盤にして講師の準備した資料基に講義を受ける。           (ゲスト講師)
 第13回 免疫抑制薬を適用する患者の治療効果を判断するためのモニタリング指標
  ・膠原病患者などの治療に用いられる免疫抑制薬(副腎皮質ステロイド、シクロフォスファミド 等)の各種薬剤の治療効果やQOLへの影響をモニタリングする指標、対象特性に応じた薬物投与 計画や服薬管理指導についての事前学習を基盤に講師の準備した資料を基に講義を受ける。
                                   (ゲスト講師)
 第14回 事例検討T                          (米田・前澤)
 第15回 事例検討U                          (米田・前澤)
  ・複雑で治療が困難な状況にあり薬物療法を受ける患者への看護についてプレゼンテーション  し、学生、教員とディディスカッションを行う。
  ・13回までの学びをいかし、薬物療法を受ける患者、その家族に対しる看護ケアとして、薬剤の 適正使用の判断、投与後のモニタリング、生活調整、回復力の促進及び、管理能力の向上への働 きかけ、アドヒアランスの判断等について事例検討を通して深める。
  ・学生は、自分の領域の実践事例をA4A枚以内にまとめ、資料を作成する。
  ・資料は、学生分と教員分(2部)を当日までに配布して準備する。
  ・資料には、患者紹介、看護実践の内容、ディスカッションのテーマを記載する。特に 薬物療 法は詳細を記載すること。
  ・ディスカッションは事例紹介も含めて1人、50分以内で行う。
 
【教育方法】
 
 第2回は本授業を受講するにあたって「複雑で治療が困難な状況にある患者の薬物治療の課題」を持参する。
 第1回、第3回〜13回は講師による講義であるが、院生は各種薬剤の治療効果やQOLへの影響をモニタリングする指標、対象特性に応じた薬物投与計画や服薬管理指導について事前学習して授業に参加する。
 第14・15回は、13回までに学修した知識を用いて事例検討及び評価、全体討議を行う。
【評価方法】
 (知識・理解)
 プレゼンテーション(30%)
 
 
 
 (思考・判断・表現/思考・技能・実践)
 講義・演習への参加度(40%)
 
 
 (態度・志向性)
 レポート(30%)
 
【必携図書】
 日本臨床薬理学会編 臨床薬理学第4版 医学書院 ISBN978-4-260-02873-8
 
【参考図書】
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【履修上の注意】
 1回の授業は135分
 
 第2回目の授業では、学生は「複雑で治療が困難な状況にある患者の薬物治療の課題」をメモ程度でよいので、準備しておく。
 
 第5回目以降の授業では、各講義の授業の主要な疾患(循環器疾患、糖尿病、脂質異常症、消化器系疾患、便秘症、呼吸器疾患、中枢神経疾患、膠原病、感染症、悪性腫瘍)に用いられる各種薬剤の治療効果やQOLへの影響をモニタリングする指標、対象特性に応じた薬物投与計画や服薬管理指導について事前学習して臨む。
 
 
【過去の活動状況】
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【学生へのメッセージ】
 主体的に課題に取り組むこと
 
 連絡、相談は 以下へ
 @ 米田 研究室 109  メール : yonedaok@yamanashi-ken.ac.jp
 A 前澤 研究室 120  メール : miyomae@yamanashi-ken.ad.jp
 

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