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科 目 名  多文化社会と保健・医療・福祉
担 当 者  長坂 香織
開 講 期 前期 履修年次 3 必修選択別

選択

単 位 数

1

時 間 数

15

授業形式

講義と演習

カテゴリ

地域課題科目

 
【科目の目的】
 
 グローバル化がもたらした現代日本の多文化共生の現状を保健・医療・福祉面から理解し、その課題を把握する。また、「異文化」という多様な価値観と生活背景をもつ人々とのコミュニケーションに関する基礎的な知識を修得し、自文化への気付きを促すことをとおして異文化への寛容な態度・姿勢を身につける。
 
 
 【学士専門力】
 「教養を高める力」「自己学修力」「思考力・判断力」「変革を志向する力」
【到達目標】
 (知識・理解)
 1) 現代の多文化化の状況について、保健・医療・福祉面から理解を深めることができる。
 2) 多文化共生に関する地域社会の諸課題について知る。
 
 (思考・判断・表現/思考・技能・実践)
 1) 多文化共生に関する地域社会の諸課題について知り、考えを深めることができる。
 2) 文化の諸相に気付き、それについて自ら考えることができる。
 (態度・志向性)
 1) 相手の文化的背景を理解しようと努めることができる。
 2) 自分の中に潜む偏見・差別に気付き、低減するよう努めることができる。
 
【授業内容】
 1. オリエンテーション:在留外国人と訪日外国人/三つの壁/多文化共生の定義
 2. グローバリゼーションと日本の多文化化/文化とは/つくられた現実/日本人とは
 3. 多文化共生と保健医療福祉/マイノリティとマジョリティ
 4. 外国人の権力構造と義務:在留資格/外国籍住民への保健・医療・福祉における法的根拠
 5. 言語とコミュニケーション:LJP/聴覚障害者/母子保健/ことばと教育と健康
 6. 異文化理解:他文化と自文化/在留外国人の話を聴く
 7. 保健医療福祉に関わる通訳(医療通訳)
 8. 発表とまとめ
 
 
 【授業外の学修】
 ・毎回、次回授業に向けての小課題を出します。
 ・最後の発表に向けて自分の課題を見つけ、発表の準備をする。
 
【教育方法】
 1) 各授業は、講義とグループでのディスカッションからなります。(アクティブ・ラーニング)
 2) 最後の授業では、個人もしくはグループごとに発表をします。
 
 【実務経験のある教員の教育方法】
 CLAIR認定多文化共生マネージャーであり、東京外国語大学多文化社会コーディネーターコースを修了して全国市町村国際文化研修所、市町村アカデミーの「多文化共生のまちづくり」の「母子保健」を担当したほか、市民団体代表として地域の多文化共生に向けた様々な活動を行っている。
【評価方法】
 (知識・理解)
 提出課題 30%
 (思考・判断・表現/思考・技能・実践)
 提出課題 30%
 発表 30%
 (態度・志向性)
 授業への参加姿勢 10%
 
【必携図書】
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【参考図書】
 1.近藤敦(編著)『多文化共生政策へのアプローチ』明石書店
 2.加賀美常美代、横田雅弘、坪井健、工藤和宏(編著)『多文化社会の偏見・差別―形成のメカニズムと低減のための教育』明石書店
 3.松尾知明『多文化共生のためのテキストブック』明石書店
 4.多文化関係学会編『多文化社会日本の課題:多文化関係学からのアプローチ』明石書店
 5.李節子(編著)『医療通訳と保健医療福祉―すべての人の安全と安心のために―』杏林書院
【履修上の注意】
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【過去の活動状況】
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【学生へのメッセージ】
 2019年の入管法改正に伴い在留外国人数は、今後ますます増加していき、多文化共生ということばが、より身近になっていくでしょう。とりわけ命や生活にかかわる保健・医療・福祉の分野は、基本的人権にかかわる部分であり、対処していかなければならないことが山積しています。日本の、そして地域の多文化共生の現状を、来る未来にむけて一緒に考えましょう。
 
 原則として、木曜日の午前中、4限目、5限目をオフィスアワーとしますが、事前にメール連絡をお願いします。メールアドレスは、授業の中で伝えます。
 

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