戻る

科 目 名  保健福祉行政学
担 当 者  山北 満哉/小田切 陽一
開 講 期 前期 履修年次 3 必修選択別

必修

単 位 数

3

時 間 数

45

授業形式

講義

カテゴリ

地域課題科目

 
【科目の目的】
 保健医療福祉行財政の基礎的知識および,地域の健康問題の解決に必要な社会資源の開発や保健医療福祉サービスを評価し調整するための基礎的知識を修得できる。地方公共団体の保健医療福祉行政施策を計画策定,実行,評価のサイクルにのせて実施するための基礎的知識および看護職の役割を理解できる。
 学士専門力:「自己学修力」「変革を志向する力」「看護実践力」
【到達目標】
 (知識・理解)
 [講義]
 ・保健医療福祉行政・財政の仕組みを理解し,そのめざすところについて説明できる。
 ・近年のわが国における社会情勢の変化とそれに対応した保健医療福祉の政策を説明できる。
 
 (思考・判断・表現/思考・技能・実践)
 [演習]
 ・地方公共団体が策定する保健計画について,その策定過程について説明できる。また,計画に基づく自治体の保健医療福祉活動の実例をあげて説明し,自分の考えを述べることができる。
 (態度・志向性)
 [演習]
 ・地方公共団体が策定する保健計画について,その策定過程について説明できる。また,計画に基づく自治体の保健医療福祉活動の実例をあげて説明し,自分の考えを述べることができる。
 
【授業内容】
 ※新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、保健医療領域・福祉領域共に遠隔授業を行います。
  詳細はClassroomと第1回授業でお伝えします。 
 
 《保健医療領域(小田切)》 
 第1回 行政の仕組みと役割,社会保障の概念,保健医療福祉行政のめざすもの
  ・行政・立法・司法の関係,行政の原理と役割,保健福祉の基本理念,日本国憲法との関連,社会保障の考え方(概念と機能)
 第2回 わが国の社会情勢の変化と保健医療福祉制度の変遷
  ・社会情勢の変化と保健福祉課題と制度の変遷,保健行政の新たな課題に対する制度
 第3回 保健医療福祉行財政のしくみと人材
  ・行政組織(国と地方の組織),地方公共団体の行政,保健所と市町村保健センター,保健医療の人材,保健師助産師看護師法,国家財政と社会保障関係費,国民医療費の現状と課題
  ・山梨県や県内市町村の保健医療行政のしくみ [地域課題関連]
 第4回 わが国の社会保障制度
  ・わが国の社会保障制度の特徴(国際比較も含めて),社会保険の仕組み,公的扶助
 第5回 医療の提供体制と医療保障
  ・医療法,医療施設,国民皆保険と医療保険制度の種類,保険給付(医療給付と所得給付),現物給付と現金給付,公費医療とその範疇,医療費の仕組み(出来高払い制度と定額払い制度:DPC) ,診療報酬,高額療養費制度
 第6回 医療財政と課題
  ・国民医療費の動向,医療費の適正化 診療報酬制度と改定 
 第7回 わが国の保健・医療政策と課題
  ・医療法の概要,医療の機能分化 2025年問題 病床機能の再編 地域医療構想,健康増進法, 健康増進計画,健康日本21(第二次)特定健診・特定保健指導,各種疾病対策(がん対策など)
  ・山梨の医療圏,医療資源等,健康増進計画(健やか山梨21) [地域課題関連] 
 第8回 高齢者福祉と介護保険制度
  ・高齢者福祉の変遷,ゴールドプラン以降の高齢者福祉施策,介護保険制度の仕組みとその課題,医療と介護の連携,地域包括ケアシステム
  ・山梨県の高齢者の自立と健康寿命 [地域課題関連]
 
 《福祉領域,近年の政策の動向(山北)》 
 第1回 日本における社会福祉制度の概要
 第2回 健康格差対策
 第3回 公的扶助・生活保護
 第4回 児童家庭福祉
 第5回 次世代育成支援制度,少子化対策
 第6回 障がい者福祉,高齢者福祉,山梨における少子高齢化の側面 [地域課題関連]
 第7回 成年後見制度,日常生活自立支援事業
 
 《演習(小田切,山北)》
 第1回 課題演習の提示,保健計画の作成プロセス,計画の推進と評価,調査・考察
 第2回 保健福祉計画の策定,評価,その実際T−資料収集と検討・質疑応答準備
 第3回 保健福祉計画の策定,評価,その実際T−健やか山梨21(第2次)を事例として@(演習)
 第4回 保健福祉計画の策定,評価,その実際T−健やか山梨21(第2次)を事例としてA(演習)
 第5回 保健福祉計画の策定,評価,その実際U−健やか親子21(第2次)を事例として@(演習)
 第6回 保健福祉計画の策定,評価,その実際U−健やか親子21(第2次)を事例としてA(演習)
 第7回 保健福祉計画の策定,評価,その実際V−甲府市保健計画を事例として@(演習)
 第8回 保健福祉計画の策定,評価,その実際V−甲府市保健計画を事例としてA(演習),総括
 
 【授業外の学修】
 ・必携図書である『保健医療福祉行政論 標準保健師講座別巻1』の該当箇所を講義前に通読しておくようにしてください。
 ・授業は当該図書の幹の部分で展開されていますので,各自で時間を定め,最低でも1回は通読するようにしてください。
 ・演習は課題グループを設定します。担当部分について学習を進め,質疑に対しても説明できるように準備してください。
 
【教育方法】
 講義はプリント,パワーポイント,視聴覚教材を用いて進める。
 演習はアクティブラーニング形式で,事前課題学習,グループワーク,発表等で行う。
 
 ↓遠隔授業を通じて評価しますので、以下の評価方法は変更になる可能性があります。
 ↓詳細は授業内でお伝えします。
【評価方法】
 (知識・理解)
 筆記試験(70%: 保健医療領域 35%・福祉領域 35%)
 (思考・判断・表現/思考・技能・実践)
 課題レポート(15%)
 (態度・志向性)
 演習への取り組み状況・リアクションペーパー(15%)
【必携図書】
 ■藤内修二 編,『保健医療福祉行政論 標準保健師講座別巻1』,医学書院,2017(3,000円+税)
 以下は,演習の資料として活用するので,各地方公共団体のHPから探索して必要に応じて閲覧・ダウンロードすること
 ・甲府市保健計画(平成27年度〜31年度 ←更新された計画が公表される予定)
 ・健やか山梨21(第2次)
 ・健やか親子21(第2次)
 
【参考図書】
 ・厚生労働統計協会 編,『国民衛生の動向2019/2020』,厚生労働統計協会,2019(2,450円+税)
【履修上の注意】
 ・社会福祉学総論,公衆衛生学の復習を開講前に行っておいてください。
 ・必携図書は毎回必ず持参してください。
 
【過去の活動状況】
 ---
【学生へのメッセージ】
 ・本科目は,保健医療領域・福祉領域・演習に分けられており,授業内容に関する質問等は各担当教員が対応します。
 ・法制度や行財政,現在の社会情勢に関連した幅広い知識を要するため,日頃からニュース等を見て把握する習慣を身につけてください。
 

Copyright Yamanashi Prefectural University. All rights reserved.

戻る