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科 目 名  共生社会論
担 当 者  徐 正根
開 講 期 後期 履修年次 1 必修選択別

選択

単 位 数

2

時 間 数

30

授業形式

講義

カテゴリ

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【科目の目的】
  皆さんは「共に生きる社会とはどのような社会?」と問われたら、どう答えますか?
  数学の解のように「彼此云々である」という正解がはたしてあるのでしょうか。
  私たちの周囲を少し見回してみてください。人は自分以外の多くの存在に依存して生きていますし、自分を取り巻く環境の中で、多大な影響を受けながら成長しています。私たちは自然環境はもちろんのこと、家族をはじめとする他の人々、先人たちが作ったシステムなどと決して無関係ではいられないのです。
  それゆえ、この授業では政治・法律・経済・社会や伝統・慣習・文化・歴史など、人と関わりのあるものすべてがテーマになり得ます。宗教・民族問題と政治、環境問題と経済、ジェンダー・マイノリティーと社会システム等々、色々な問題に出くわすたび、私たちは理念や理想と現実のギャップに苛まれることになるかもしれません。
  授業を通じて、私たちの社会で何が問題なのか、どうして問題は発生するのか、解決策はあるのか、その道筋はどう描かれるのかを、それこそ授業のタイトルどおり、共に考えていくつもりです。
【到達目標】
 (知識・理解)
 ・多文化とは何か、共生とはなにかを理解する。
 (思考・判断・表現/思考・技能・実践)
 ・日常生活の中の当たり前に思える有り様を多文化共生の観点から再考する。
 ・なぜ共生社会を目指すのか、共生社会を築くための条件は何かを考える。
 (態度・志向性)
 ・共生社会を築くための障害について認識する。
 ・より良い社会を築くために何をすべきかを考える。
 ・そして、自ら出来ることを常に意識するようにする。
 
【授業内容】
 1.授業の概要説明
 2.グローバリゼーションと社会変動
 3.多文化共生のパースペクティブ
 4.文化とは何か
 5.つくられる現実とジェンダー
 6.外国人という存在、概念
 7.マジョリティーとマイノリティー
 8.多文化社会と社会統合の在り方
 9.つながる世界
 10.南北問題
 11.環境問題
 12.平和問題
 13.国際協力と開発
 14.日本社会と日本人であること
 15.未来をつくる
 
 授業内容の順番は入れ替わることがあります。
【教育方法】
  講義ではありますが、毎回、受講生の意見を聞き、考え方・受け止め方の違いなどを確認しながら進めていきます。
【評価方法】
 (知識・理解)
  テストおよびレポートで評価する。配点の内訳は下記のとおり。
 ・多文化とは何かという観点からの知識習得と共生に対する理解が50%。
 (思考・判断・表現/思考・技能・実践)
 ・日常生活の中の当たり前に思える有り様を多文化共生の観点から再考できたかが20%。
 ・なぜ共生社会を目指すのか、共生社会を築くための条件は何か、その課題を考えらたかが20%。
 (態度・志向性)
 自ら出来ることを意識し、行動したか10%。
【必携図書】
  松尾知明『多文化共生のためのテキストブック』明石書店
【参考図書】
  授業時に適宜指示します。
【履修上の注意】
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【過去の活動状況】
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【学生へのメッセージ】
  共生社会は人間の理性なしに実現できない社会ですが、素朴な疑問からの出発でいいのです。とにかく一歩踏み出してみましょう。

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