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科 目 名  生物の科学
担 当 者  北原 正彦
開 講 期 後期 履修年次 1・2・3・4 必修選択別

選択

単 位 数

2

時 間 数

30

授業形式

講義

カテゴリ

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【科目の目的】
 生物科学とはどのような学問なのか、分子・細胞から個体、個体群、生態系まで幅広いレベルにわたってその基礎的事項について解説する。また後半では、富士山を始め特徴的な生物多様性を有する山梨県の特徴や、温暖化、外来種といった地球環境問題の生物多様性・生態系への影響を概観し、生物科学からみた山梨や地球(環境)の将来を考える講義としたい。
 
 学士力基盤力:「自然・社会・文化理解」「自己学修力」
 
【到達目標】
 (知識・理解)
 生物科学の対象である生命体の構造、しくみ、生命活動の根幹を理解し、生物科学の知見の集積が人類の発展や地球環境問題の解決に寄与してきたことを具体的に説明できる。
 (思考・判断・表現/思考・技能・実践)
 自分自身の健康や生き方、身の回りの生き物やその行動、身近な生態系の様子や変化などに関心が高まり、それらの事象について生物科学的視点から考え、思考することができるようになる。
 (態度・志向性)
  生物科学的視点に立ち、人類の未来、地域や地球環境の将来について意見を表明することができる。
【授業内容】
 第 1回 生物科学を学ぶにあたって―生物の調べ方と生物科学の最前線―
 第 2回 生命体の構造と働き1:生体物質、細胞の構造と機能、生物のからだ
 第 3回 生命体の構造と働き2:遺伝子の構造と機能
 第 4回 生命体の連続性:細胞分裂、生物の生殖、動物の発生
 第 5回 遺伝のしくみと突然変異、遺伝病
 第 6回 生物の進化と生物多様性
 第 7回 生物と環境の科学1:個体、個体群レベルの生態学
 第 8回 生物と環境の科学2:群集、生態系レベルの生態学と種多様性
 第 9回 動物の行動学1:行動を支配するメカニズムについて
 第10回 動物の行動学2:様々な行動研究の事例の紹介
 第11回 山梨の生物多様性と生態系の特徴1:富士山、南アルプス
 第12回 山梨の生物多様性と生態系の特徴2:甲府盆地、秩父多摩甲斐、八ヶ岳
 第13回 生物科学と地球環境問題―現状と課題―1:地球温暖化
 第14回 生物科学と地球環境問題―現状と課題―2:外来種、生態系の画一化
 第15回 生物科学から人類の未来、地球(環境)の将来を考える(グループ学習)
 定期試験
 ※ 授業進度により内容を変更する場合がある。
 
 【授業外の学修】
 ・ 本授業の内容は全て継続性・連続性を持っている。すなわち、毎回の授業内容を良く理解していないと次の授業内容が理解できなくなる。一方、本授業では毎回、授業印刷教材を配布するが、それらは全てキーワードの穴埋め式になっている。そこで授業中はもちろんのこと、授業外の復習時にそれらを全て完答することで、毎回の授業内容をしっかりと復習し、よく理解した上で、次の授業に臨むこと。
 ・ 多くの回の授業で、授業の最後に練習問題を課している。そこで次の授業までにそれらの問題を必ず解いておくこと。
 
【教育方法】
 生物科学について視覚的に理解してもらうために、パワーポイント教材を積極的に使用して授業を進行させる。また、学生には同様の印刷資料を配布し、理解のための一助とする。
【評価方法】
 (知識・理解)
 定期試験(50%)
 (思考・判断・表現/思考・技能・実践)
 提出レポート(30%)
 (態度・志向性)
 出席・報告(20%)
【必携図書】
 特になし。毎回、授業に関連する印刷資料を配布する。
【参考図書】
 授業の中で、さらに授業内容の理解を深めるための文献や図書をできる限り紹介する。
【履修上の注意】
 なぜ、どうしてという視点を念頭において、授業をしっかりと聞いてほしい。また、疑問点はそのままにせず、必ず調べようとする姿勢で臨んでほしい。
【過去の活動状況】
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【学生へのメッセージ】
 我々人間の生き様から、外来種や地球温暖化といった環境問題に至るまで、生物科学はこれらの事象に深く関係し、理解を深めるためにとても役に立つ学問といえます。本授業を受講することで、皆さんの生命現象や環境問題に関する興味・関心が益々増していくことを大いに期待しております。

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