戻る

科 目 名  特別支援学校インターンシップ
担 当 者  里見 達也
開 講 期 後期 履修年次 2 必修選択別

中・高・養護免必修

単 位 数

1

時 間 数

30

授業形式

演習

カテゴリ

地域関連科目

 
【科目の目的】
 本演習は大きく2つの活動から構成される。
 
 @特別支援学校でのインターンシップ(2日間)
  山梨県内(地域)にある山梨県立あけぼの支援学校において2日間にわたってインターンシップ活動を行うために必要な基礎的知識・技能等を身につけるための学習指導を行う。その上でインターンシップを2日間行う。
 
 A社会福祉施設等でのインターンシップ(5日間)
  山梨県内(地域)にある特別養護老人ホーム等の社会福祉施設において5日間にわたってインターンシップ活動を行うために必要な基礎的知識・技能等を身につけるための学習指導を行う。その上でインターンシップを2日間行う。
 
 インターンシップ後は体験を省察するために、グループ検討会を行う。インターンシップを通して、障害のある生徒を対象とした教育実践や、福祉に関わることを通して実践的指導力の育成を図る。また地域に共生する人々との交流を通して、共生社会の実現に向けた特別支援学校や施設等の社会的機能や自らの役割に関する理解を深める。
 
 【学士力】「技能活用力」「人間関係形成力」「自己学修力」
【到達目標】
 (知識・理解)
  障害のある児童生徒を対象とした教育実践に係る基本的な知識や、施設利用者を対象とした福祉実践に係る基本的な知識を身につけるとともに、共生社会における特別支援学校や施設等の社会的機能や自らの役割に関して、多角的・総合的に理解することができる。
 (思考・判断・表現/思考・技能・実践)
  障害のある児童生徒を対象とした教育実践や施設利用者を対象とした福祉実践における具体的な支援方法、特に肢体不自由児を対象とした車椅子への移乗など日常生活の支援ができる。
  また、将来学校組織等において教職員間で協働を図るために必要な適切なコミュニケーションをとることができる。
 
 (態度・志向性)
  障害のある児童生徒を対象とした教育実践や施設利用者を対象とした福祉実践における教職員の専門性向上や職業倫理、服務を遵守する態度をもつことができる。
  また、教育実践や福祉実践へ主体的に参加する態度を身につけることができる。
 さらに、省察を通して自らの学習の成果や課題を言語化する等、意欲的に学習に臨むことができる。
【授業内容】
  第1回 肢体不自由児特別支援学校における教育実践
  第2回 オリエンテーション、特別支援学校の教育(幼・小・中・高等部)
  第3回 実習の諸注意、肢体不自由児特別支援学校における支援方法―車椅子移乗等―
  第4回 インターンシップ@―現地オリエンテーション―
  第5回 インターンシップA―山梨県立あけぼの支援学校について―
  第6回 インターンシップB―授業参観・給食参観―
  第7回 インターンシップC―授業体験(車椅子乗降時の介助、装具等の着脱等)―
  第8回 インターンシップD―学校環境整備―
  第9回 社会福祉施設等におけるインターンシップに関するガイダンス
  第10回 インターンシップE―現地オリエンテーション―
  第11回 インターンシップF―施設での介助等体験―
  第12回 インターンシップG―関係機関との連携―
  第13回 インターンシップの振り返り@―レポート作成・感想発表・証明書発行―
  第14回 インターンシップの振り返りA―グループディスカッション―
  第15回 インターンシップの振り返りB―報告会―・総括
 課題レポート
 
 【授業外の学修】
  ・第1回目の授業時に配布する授業計画に示した、各授業回に関連したテキストの該当項目を予め読み込んでおくこと。
  ・毎授業後にミニレポートを提出すること。
 
【教育方法】
 1.配布資料や映像教材、行政Webサイト、行政資料、非常勤講師として山梨県立あけぼの支援学校教員による講義、各社会福祉施設等提供資料等を利用しながら教授する。
 
 2.特別支援学校および社会福祉施設等での介護等体験を行う。
 
 3.2に関連して特別支援学校や社会福祉施設等での介護等体験に最低限必要なスキル等を習得するため、車椅子乗車やその介助体験を行う等のアクティブ・ラーニングを取り入れていく。
 
 【実務経験のある教員による教育方法】
  ・教員の資格・職業・実務経験:元養護学校教員、教育実習指導担当
  ・具体的な教育方法:毎授業回にて、今日の教員の職務内容をはじめ、学級経営や個別の指導計画、教育支援計画の実際と課題について、現場での職務経験を踏まえた具体例を示しながら展開を示していく。
【評価方法】
 (知識・理解)
 課題25%
 (思考・判断・表現/思考・技能・実践)
 参観・体験活動及び発表50%
 (態度・志向性)
 授業への参加態度、平常の学習状況15%、ミニレポート10%
【必携図書】
 (※「特別支援教育概論(中・高・養)」必携図書)
 『特別支援教育における 介護等体験ガイドブック 新フィリア』 
 全国特別支援学校長会・全国特別支援教育推進連盟 編著 ジアース教育新社 (2020)
 
【参考図書】
 『Q&Aで学ぶ障害児支援のベーシック<2訂版>』 小畑文也・鳥海順子・義永睦子編
 コレール社 (2018)
 
 『文部科学省『特別支援学校学習指導要領解説 総則等編(幼稚部・小学部・中学部)』
 (平成30年3月)
 
 『よくわかる社会福祉施設 教員免許志願者のためのガイドブック 第4版』
 社会福祉法人全国社会福祉協議会編 (2015)
【履修上の注意】
 以下の履修上の注意を必ず確認すること。
 
 1.本科目は、「小学校及び中学校の教諭の普通免許状授与に係る教育職員免許法の特例等に関する法律」(以下「介護等体験特例法」)により、中学校の教諭の普通免許状取得希望者に対して義務付けられている「介護等体験」に位置づけられる。「介護等体験」は、「介護等体験特例法」第2条において、7日間とすることが求められており、「盲・聾・その他の特別支援学校2日間、社会福祉施設5日間とすることが望ましい」(文部事務次官通達)とされていること。
 
 2.「特別支援学校インターンシップ」において2日間の特別支援学校体験に参加することで、中学校、高等学校教諭免許の取得にあたって求められる「介護等体験」の要件が満たされること。
 
 3.車椅子乗車や介助体験等を行うため、教員が指定した日は動きやすい服装で受講すること。
 
 4.インターンシップ当日および非常勤講師の講義回を欠席した場合は、基本的に履修継続ができなくなるため留意すること。
 
【過去の活動状況】
 ---
【学生へのメッセージ】
 受講の際には車椅子乗車や介助体験等を行うため、動きやすい服装で受講してください。また、地域に住んでいる障害者の視点に立った支援のあり方について受講者全員で考えていきましょう。
 また、不明な点がある場合は、オフィスアワーの時間(必ずアポイントメントをメールでとること)かメールアドレス(t-satomi@yamanashi-ken.ac.jp)に問い合わせてください。
 介護等体験等インターンシップについて、共に学びましょう。

Copyright Yamanashi Prefectural University. All rights reserved.

戻る