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科 目 名  教育心理学(中・高・養)
担 当 者  槻舘 尚武
開 講 期 集中 履修年次 1 必修選択別

選択

単 位 数

2

時 間 数

30

授業形式

講義

カテゴリ

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【科目の目的】
 教育心理学にもとづいた人間理解の視点を得ることが目的です。教育心理学とは,教育現象を心理学的に研究する実証科学であり,主に学習,評価,発達,社会の4領域 から成り立っています。この4領域に沿って,教育心理学に発展に寄与した代表的な心理学者たちを取り上げながら,人(学習者)の 個人差と適切な学習への援助について,その方法,基本的な概念や理論,具体的な技術に関して学びます。
 学士専門力:「教職知識理解」
 
 
【到達目標】
 (知識・理解)
 発達や認知メカニズム、学習を促進する要因、学習を取り巻く環境、そして評価に関して学び、教育活動という観点から心理学の専門的知識を習得する。学習指導・生徒指導のための心理学の知識を学び、教員採用レベルの問題に対応できる。
 (思考・判断・表現/思考・技能・実践)
 授業で扱われる知見がどのような手段で得られたのか、心理学における研究手法を意識する態度を磨く。根拠となるデータを見る目を養い、教育に関わる情報に対して自分なりの判断を行うことができる。
 (態度・志向性)
 学習に対する興味関心や粘り強さといったものは、教育心理学の扱う研究領域のひとつです。本講義を通して、自身の学習態度を振り返り、自律的な学習態度を身につけることができる。
【授業内容】
 第1回:オリエンテーション:教育心理学とはどのような分野なのか?学習者の個人差と教授法に関して学ぶ
 第2回:頭がよいとはどういうことか:知能指数、心理学におけるさまざまな知能観を概観する
 第3回:困難を抱える子どもたち:発達障害 発達障害への理解とその学習支援のための留意事項を学ぶ
 第4回:行動の心理学的基礎(1)連合学習、また古典的条件づけに関して概観する
 第5回:行動の心理学的基礎(2)オペラント条件づけとその教育応用に関して概観する
 第6回:学習の要因(1):自己効力 学習理論の変遷と自己効力の概念に関して概観する
 第7回:学習の要因(2):動機づけ 動機づけの基礎を学ぶ
 第8回:学習の要因(3):認知 基礎的な記憶のメカニズムに関して学ぶ
 第9回:知的発達のメカニズム 遺伝と環境および学習の臨界期、敏感期に関して学ぶ
 第10回:発達の視点(1):知能の発達 知的発達という観点から子どもの発達を概観する
 第11回:発達の視点(2):人格発達の基礎 フロイトの視点からひとの発達を考える
 第12回:発達の視点(3):人格発達の基礎 エリクソンの視点からひとの発達を考える
 第13回:カウンセリングとは 代表的なカウンセリングの理論的な考え方を学ぶ
 第14回:教室という社会 子ども同士や教師の関係が織りなす学級の集団力動について学ぶ
 第15回:どのように評価するか 教育評価のさまざまな観点とその評価の留意点を学ぶ
 定期試験 教育心理学から見た教育活動について総括する
 
 【授業外の学修】
 3日間の集中講義のため、あらかじめ教科書に目を通しておくことが望ましい。
 また授業で興味があることを見つけたら、ぜひ積極的に図書館などで関連書籍を手に取り知識を広げて欲しい。
 
【教育方法】
 主にパワーポイントを用いた講義形式です。教職のための教育心理学の基礎知識を身につけます。
【評価方法】
 (知識・理解)
 定期試験(50%)
 (思考・判断・表現/思考・技能・実践)
 定期試験(20%)
 (態度・志向性)
 授業毎の小課題(30%)
【必携図書】
 やさしい教育心理学第4版/鎌原雅彦・竹綱誠一郎(有斐閣)/1900円
 
 
【参考図書】
 よくわかる教育心理学/中澤 潤(ミネルヴァ書房)/2625円
 学習と教育の心理学 増補版/市川伸(岩波書店)/2730円
 
【履修上の注意】
 大学の教務規定を確認し、履修申告を行うこと
 集中講義のため状況に応じて、シラバスと進行が異なる場合があります。
 
【過去の活動状況】
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【学生へのメッセージ】
 毎回の授業で授業内容を振り返る簡単なコメントシートを課します。授業毎でしっかり学んで帰って下さい。ただし、授業の時間は限られており、皆さんが知りたいであろうすべてのことを詳細に語ることは困難です。授業で興味があることを見つけたら、ぜひ積極的に図書館などで関連書籍を手に取り自習を進めて下さい。質問は歓迎します。授業終了後に受け付けます。 

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