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科 目 名  人間と芸術―文学
担 当 者  大村 梓
開 講 期 前期 履修年次 1・2・3・4 必修選択別

選択

単 位 数

2

時 間 数

30

授業形式

講義

カテゴリ

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【科目の目的】
 人間は古くから芸術を通して自己を表現してきた。文学の持つ意義は時代ごとにそれぞれ変わっていくが、読書を通して時代を象徴する主題や価値観を我々は学ぶことができる。作品の背景である社会の変化に目を配りながら文学作品を読み解いていく。本講義で取り上げる作品はいずれも、伝統的な日本文化と西欧文化の両方の影響を受けて書かれた。近代から現代にかけての移り変わっていく日本において文学はどのような役割と意義を持っていたのかを考えていく。
 
 学士力[自然・社会・文化理解][想像力・表現力][自己学修力]
【到達目標】
 (知識・理解)
 人間が文学を通して描いていく主題や価値観についての基礎的な知識を得ることができる。
 (思考・判断・表現/思考・技能・実践)
 各時代の価値観や社会状況を参考にしながら、文学作品の分析を自らの言葉で記述することができる。
 (態度・志向性)
 社会の変化を背景に文学作品をより深く考察しながら読むことができる。
【授業内容】
 第1回 ガイダンス
 第2回 文学とは?
 第3回 東洋と西洋(1) 夏目漱石『三四郎』:作品背景
 第4回 東洋と西洋(2) 夏目漱石『三四郎』:作品考察
 第5回 近代人とは(1) 有島武郎『或る女』:作品背景
 第6回 近代人とは(2) 有島武郎『或る女』:作品考察1
 第7回 近代人とは(3) 有島武郎『或る女』:作品考察2
 第8回 翻案という手法(1)エミリー・ブロンテ『嵐が丘』作品背景
 第9回 翻案という手法(2)エミリー・ブロンテ『嵐が丘』作品考察
 第10回 近代から現代へ(1) 水村美苗『本格小説』:作品背景
 第11回 近代から現代へ(2) 水村美苗『本格小説』:作品考察1
 第12回 近代から現代へ(3) 水村美苗『本格小説』:作品考察2
 第13回 近代から現代へ(4) 水村美苗『本格小説』:作品考察3
 第14回 近代から現代へ(5) 水村美苗『本格小説』:作品考察4
 第15回 まとめ
 
 
【教育方法】
 講義は適宜映像資料を用いて、ショートエッセイ(作品の簡単な考察等)を行う。
 
 <アクティブ・ラーニングによる教育方法>
 各作品の分析について活発に議論を交わす。
【評価方法】
 (知識・理解)
 ショートエッセイ 40%
 (思考・判断・表現/思考・技能・実践)
 学期末エッセイ 40%
 (態度・志向性)
 平常点 20%
【必携図書】
 夏目漱石『三四郎』新潮社、1948、有島武郎『或る女』新潮社、1995、水村美苗『本格小説 上・下』新潮社、2005(*電子テキストがある場合はそちらを使用しても構わない。)
【参考図書】
 講義中に適宜指示する。
【履修上の注意】
 必携図書(ある場合は電子書籍を利用しても構わない)を必ず講義に持ってくること。
【過去の活動状況】
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【学生へのメッセージ】
 文学作品を読むことには関心はあってもどうやって読んでいけばいいのかわからない、もう少し深い読み方がしたい、という学生に適した講義になります。

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