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科 目 名  発達と教育の心理
担 当 者  阿部 美穂子
開 講 期 後期 履修年次 1〜4 必修選択別

選択

単 位 数

2

時 間 数

30

授業形式

講義

カテゴリ

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【科目の目的】
 幼児、児童及び生徒の心身の発達及び学習の過程について基礎的な知識を身につけ、各発達段階にある子どもの特性を踏まえ、指導の基礎となる考え方を理解することを目指す。
 学士専門力: 「教職知識理解」
【到達目標】
 (知識・理解)
 ・幼児、児童及び生徒の心身の発達に対する代表的理論を知り、発達の概念及び教育における発達理解の意義を説明することができる。
 ・幼児、児童及び生徒の学習に関する基礎的知識を身につけ、学校で取り入れられている代表的学習理論の基礎的内容を説明することができる。
 
 (思考・判断・表現/思考・技能・実践)
 ・乳幼児期から青年期の各時期における運動発達・言語発達・認知発達・社会性の発達について、その具体的な内容を理解し、幼児児童生徒の姿から実態を評価することができる。
 ・主体的学習を支える動機づけ・集団づくり・学習評価の在り方について、発達の特徴と関連付けて理解し、実際の幼児、児童及び生徒徒の姿と照らし合わせて、実態を評価することができる。
 ・主体的な学習活動を支える指導の基礎となる考え方を理解し、幼児、児童及び生徒の心身の発達を踏まえ、具体的な指導のアイデアを考えることができる。
 
 (態度・志向性)
 ・学校教育における発達心理学的視点及び、教育心理学的視点の重要性を理解し、得た知識を教育に実践に生かす態度を身につける。
 ・児童生徒の効果的な教育方法を実現するために、積極的に情報を収集し、自分のアイデアを述べることができる。
 ・チームとして教育活動を進めるためのコミュニケーションに取り組むことができる。
 
 
【授業内容】
 第1回:オリエンテーション・発達とは何か(生涯発達)
 第2回:胎児期から乳幼児期へ(遺伝と環境の相互作用)
 第3回:身体機能・運動の発達
 第4回:認知・思考の発達
 第5回:言語の発達
 第6回:社会性の発達
 第7回:発達の評価とつまずきの理解
 第8回:発達障害の理解
 第9回:発達に応じた教育及び支援の基礎理論
 第10回:知能と記憶の理論
 第11回:動機づけと学習のメカニズム理論
 第12回:学校現場で用いられる教授方法と評価法
 第13回:学校現場における合理的配慮
 第14回:学びのユニバーサルデザインの実際
 第15回:発達及び教育に関する心理学的視点からのまとめ
 定期試験 筆記試験を実施する。
 
 【授業外の学修】
 復習を重視するので、毎回取り上げたテーマに関する自主的な探求学習を課題とし、次回授業で提出を求める。
 よって、毎回のレポート作成のために、相応の復習時間を確保することが必要である。
 
【教育方法】
  授業の前半は、学生が各自で作成してきた探索レポートに基づき、発表と意見交換、グループ発表を行い、授業者による解説を加えながら、前時の復習を兼ねて学びの深化を図る。
  後半は、新たなテーマについて、資料、及びパワーポイントによる説明や、やDVD映像を視聴しつつ、講義を通して学ぶ。
  授業の終わりに、テーマに即したミニディスカッションテーマを提示するので、それについてグループ討議を行い、テーマに関する自らの意見を持ち、それを適切に伝える体験を積む。
  その後、討議の中から、さらに深めたい課題を学生自身が各自で見出し、復習レポートで探求する。
  以上のサイクルを繰り返しながら、講義と自主学習の往還を図る。
 
 
 【実務経験のある教員による教育方法】
 ・心理関係の資格及び実務経験:公認心理師 臨床心理士 スクールカウンセラー
 ・教育関係の実務経験:元特別支援学校教諭 元教育センター教育相談部研究主事 元小学校長
 心理専門職、教員、及び、スクールカウンセラーとしての実務経験を生かして、当該科目の理論と実践を結び付けた指導を行う。
 
【評価方法】
 (知識・理解)
 学期末試験により評価(50%)
 (思考・判断・表現/思考・技能・実践)
 学期末試験および毎回の復習レポートの内容により評価(30%)
 (態度・志向性)
 毎回の復習レポートの提出状況及び毎回の授業参加態度により評価(20%)
【必携図書】
 授業ごとにテーマを理解するための資料を配布する。
【参考図書】
 ・小林芳文・是枝喜代治・飯村敦子・阿部美穂子・安藤正紀「MEPA-R活用事例集 -保育・療育・特別支援教育に生かすムーブメント教育・療法-」(日本文化科学社)
 ・林洋一「史上最強よくわかる発達心理学」(ナツメ社)
 ・櫻井茂男「楽しく学べる最新教育心理学」(図書文化)
 
【履修上の注意】
 ・毎回の復習レポート提出と授業参加度は、態度・志向性にかかる評価に加味する。
 ・毎回テーマを変えて学ぶので、欠席すると同じ内容を取りあつかう場を設けることができない。よって、もしやむを得ない事情で欠席した場合は、その部分を自習により補うこと。質問があれば、随時受け付ける。
 
【過去の活動状況】
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【学生へのメッセージ】
 本授業は、教職を目指す人のためのものです。教職に就くことを前提として、学校における児童生徒理解、学習指導、授業つくりに直結する内容を取り上げ、学んだ内容に基づく自主調査や、探求を重視します。そのため、自主課題に積極的に取り組み、必要な知識と技能の獲得に努めてください。

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