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科 目 名  日本文学講読
担 当 者  大村 梓
開 講 期 前期 履修年次 2・3・4 必修選択別

選択

単 位 数

1

時 間 数

30

授業形式

演習

カテゴリ

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【科目の目的】
 江戸から近代へと日本人の生活や考え方、価値観(家族制度・職業・恋愛・身分制度)がどのように変化していったのかを、作品の分析を通して考察する。激動の明治・大正・昭和の日本を描いた谷崎潤一郎『細雪』を本講義では取り上げる。本作品は三回映画化(1950、1959、83年)されているが、それぞれの登場人物がどのように各映画の中で描かれているかの比較分析も同時に行うことによって、本作の戦後から現代にかけての評価と影響を振り返ることが出来る。
 
 *本講義はGoogle ClassroomとMeetを通してオンラインで行われます。履修登録を行った学生はGoogle Classroomへの参加を招待されるので、初回授業前日までにグループに参加してください。
 
 学士力[国際コミュニケーション基礎力][国際コミュニケーション専門力]
【到達目標】
 (知識・理解)
 当時の日本人たちが近代日本文化をどのように受容し、解釈していったのかを理解することにより、現代日本文化・社会の基礎を知ることができる。
 
 (思考・判断・表現/思考・技能・実践)
 文学作品を当時の時代背景・文化背景から丹念に読み解くことによって、作品の根底に流れる日本人・日本文化とは何かという問いに対する答えを見つけることができる。
 
 (態度・志向性)
 現代の日本文学・文化を念頭に、近代の日本文学・文化を考察することによって、日本文学により一層関心を持つことができる。
 
【授業内容】
 『細雪』は明治・大正・昭和を経て変わりゆく日本の姿を、ある家族に焦点を当てて描いた作品である。作品の分析のみならず作品の受容のされ方も知ることにより、戦前の日本が現代の日本に与えている影響を幅広く学ぶことができる。
 
 第1回 ガイダンス
 第2回 谷崎潤一郎の背景・作品の特徴
 第3回 伝統と近代化(1) 『細雪』上:作品講読
 第4回 伝統と近代化(2) 『細雪』上:作品講読
 第5回 伝統と近代化(3) 『細雪』上:作品講読
 第6回 『細雪』の受容:連載当時
 第7回 家族制度(1) 『細雪』中:作品講読
 第8回 家族制度(2) 『細雪』中:作品講読
 第9回 家族制度(3) 『細雪』中:作品講読
 第10回 『細雪』の受容:戦後
 第11回 映画『細雪』:1950、59、83年
 第12回 変容する世界情勢(1) 『細雪』下:作品講読
 第13回 変容する世界情勢(2) 『細雪』下:作品講読
 第14回 変容する世界情勢(3) 『細雪』下:作品講読
 第15回 まとめ
 
 *必ず事前に作品を読んでくること。
 (*オンライン講義になるため、多少変更する可能性があります。)
【教育方法】
 講義は適宜映像資料を用いて行う。毎週テキストを読んできて内容について議論を交わす。またミニレポート(簡単な作品の考察)を行う。
 
 <アクティブ・ラーニングによる教育方法>
  講義内容についての対話の時間を毎回もうけ、学生の自主的な発言を促す。
【評価方法】
 (知識・理解)
 ミニレポート 40%
 (思考・判断・表現/思考・技能・実践)
 学期末レポート 40%
 
 (態度・志向性)
 平常点 20%
【必携図書】
 谷崎潤一郎『細雪 上・中・下』新潮社、1955年
【参考図書】
 川本三郎「『細雪』とその時代(1)-(15)」『中央公論』、121(4)-122(6)、2006−2007
 
【履修上の注意】
 必携図書を必ず講義に持ってくること。
 
 *本講義はGoogle ClassroomとMeetを通してオンラインで行われます。履修登録を行った学生はGoogle Classroomへの参加を招待されるので、初回授業前日までにグループに参加してください。
【過去の活動状況】
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【学生へのメッセージ】
 文学作品の講読を通して、日本文化を読み解いていくことに関心のある学生の受講を待っています。
 
 *本講義はGoogle ClassroomとMeetを通してオンラインで行われます。履修登録を行った学生はGoogle Classroomへの参加を招待されるので、初回授業前日までにグループに参加してください。

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