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科 目 名  言語学概論
担 当 者  萩原 孝恵
開 講 期 後期 履修年次 3・4 必修選択別

選択

単 位 数

2

時 間 数

30

授業形式

講義

カテゴリ

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【科目の目的】
 日本語という一言語を分析的にみる目を養うために、日本語のさまざまな現象を表す具体的な問題を取り上げ、議論する。また、言語学における基礎的な用語およびその背景にある考え方を提示し、日本語教育の現場指導や研究に活かせる言語学的アプローチを指導する。
 学士専門力:
 ・国際コミュニケーション「国際コミュニケーション専門力」
 ・国際ビジネス・観光  「国際政策教養力」
 ・地域マネジメント   「国際政策教養力」
 
【到達目標】
 (知識・理解)
 言語学における基礎的な用語およびその背景にある考え方を理解し、説明することができる。
 
 
 (思考・判断・表現/思考・技能・実践)
 日本語のさまざまな現象を観察するための問題に自分なりに取り組み、何らかの答えを導き出すことができる。また、例を挙げながら、論理的に説明することができる。
 
 
 (態度・志向性)
 母語である日本語を、「日本語」という一言語として捉え直せるようになる。
 日本語教育の現場指導で遭遇するかもしれない、という問題意識を持って取り組むことができる。
 
 
【授業内容】
 1. 第1章 日本語の諸現象になじむ:1.アニマシ―、2.遠近感覚
 2. 第1章 日本語の諸現象になじむ:3.ヴォイス(1) 
 3. 第1章 日本語の諸現象になじむ:3.ヴォイス(2)
 4. 第1章 日本語の諸現象になじむ:4.エンパシー
 5. 第1章 日本語の諸現象になじむ:5.ダイクシス、6.「行く」と「来る」
 6. 第1章 日本語の諸現象になじむ:7.人称制限
 7. 第2章 言語とは何か?:8.「言語とは何か?」とは何か?、9.記号とは何か?(1)
 8. 第2章 言語とは何か?:9.記号とは何か?(2)
 9. 第2章 言語とは何か?:9.記号とは何か?(3)
 10.第2章 言語とは何か?:10.体系とは何か?
 11.第2章 言語とは何か?:11.文法とは何か?
 12.第2章 言語とは何か?:12.機能とは何か?
 13.第3章 品詞と活用:13.品詞はだれのものか?
 14.第3章 品詞と活用:14.品詞のサイズ、15.活用とは何か?
 15.第3章 品詞と活用:16.プロトタイプカテゴリとしての品詞
 定期試験
 
 *各回の内容は受講者の状況に応じて変更する場合があります。
 
 
【教育方法】
 <アクティブ・ラーニングによる教育方法>
 主体的に学び、考える力を身に付けるために、次のような授業方式を採る。
 1. [受講者] 予め該当箇所を読み、指示された問題を解いたうえで、授業に参加する
 2. [受講者] 各自が解いてきた問題をグループで話し合う
 3. [担当者] 言語学における考え方や用語について理解を助ける講義をする
 4. [共 有] 発表を聞いたうえで、問題点を整理したり検討したりする
【評価方法】
 (知識・理解)
 筆記試験(50%)
 
 (思考・判断・表現/思考・技能・実践)
 課題(30%)
 (態度・志向性)
 授業参加度(20%)
 
【必携図書】
 定延利之『日本語教育能力検定試験に合格するための言語学22 (日本語教育能力検定試験に合格するためのシリーズ) 』(アルク、2009年、2,000円+税)
【参考図書】
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【履修上の注意】
 ●この授業の進め方や評価などについて1回目の授業で説明します。受講希望者は、必ず1回目の授業に出席してください。
 ●日本語教員養成課程(主専攻相当)の修了を目指す人は、この授業が必修です。
【過去の活動状況】
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【学生へのメッセージ】
 指定された箇所をしっかりと読み、問題を解いた上で、授業に臨んでください。問題を解く目的は、正しい答えを期待しているのではありません。母語である日本語を客観的に観察し、捉えることができるようになるためです。今まで気にも留めていなかった日本語のさまざまな現象に気付き、「なぜそうなのか」「どのように説明すればいいのか」を毎回一緒に考えることで、言語に敏感に反応するアンテナを立てられたらと思います。さあ、日本語教師への第一歩を一緒に踏み出しましょう。

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