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科 目 名  ヨーロッパの社会と文化
担 当 者  佐藤 正幸
開 講 期 後期 履修年次 2 必修選択別

選択

単 位 数

2

時 間 数

30

授業形式

講義

カテゴリ

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【科目の目的】
 ヨーロッパ世界ではキリスト教紀年法、イスラム世界ではヘジラ紀年法、東アジアでは年号と干支による紀年法、等々世界では様々な紀年法がこれまで使われてきた。これらの中で、ヨーロッパで誕生したキリスト教紀年法(西暦)が、なぜ、またどのようにして世界共通紀年法になり得たのかについて考察するのが本講義の目的である。
  講義ではヨーロッパの社会と文化の特質と、キリスト教紀年法との関連に焦点を当てながら講義を行う。「年」を認識することは順序数を並べるだけの単純な行為ではなく、極めて政治的・歴史的・文化的な人間の知的行為であることを中心に講義したい。
  尚、本講義は年月日の認識を軸にした歴史哲学的考察でもあるので、歴史とは何かという問題についても言及する。
 
 学士専門力:「国際コミュニケーション基礎力」
 
 
【到達目標】
 (知識・理解)
 ヨーロッパの社会と文化についての基軸は、キリスト教文化とラテン・アルファベットにあることを理解出来るようになる。かつ、第3者に説明出来るようになる。
 (思考・判断・表現/思考・技能・実践)
 キリスト紀年法の誕生と普及プロセスの考察を通して、ヨーロッパの社会と文化についての真髄を理解出来るようになる。かつ、第3者に説明出来るようになる。
 (態度・志向性)
 欧米の紀年文化を理解することで、ヨーロッパの社会と文化をより深く理解できるようになる。かつ、第3者に説明できるようになる。
【授業内容】
 第1回 ガイダンス
 第2回 歴史という概念の変遷
 第3回 思考概念としてのヨーロッパとラテン・アルファベット
 第4回 ヨーロッパにおける紀年法の歴史:古代から中世まで
 第5回 ヨーロッパにおける紀年法の歴史:中世から近世まで
 第6回 ヨーロッパにおける紀年法の歴史:近世から現代まで
 第7回 なぜキリスト教紀年は世界共通紀年になることが出来たのか:アラビア数字の使用
 第8回 なぜキリスト教紀年は世界共通紀年になることが出来たのか:紀元前という概念の導入
 第9回 なぜキリスト教紀年は世界共通紀年になることが出来たのか:ヨーロッパの世界制覇
 第10回 時間の視覚化されたものとしての歴史年表
 第11回 時間の共時化されたものとしての歴史年表
 第12回 歴史とは何か:認識論的考察
 第13回 歴史とは何か:知識論的考察
 第14回 歴史とは何か:方法論的考察
 第15回 まとめと質疑応答
 定期試験
 
 【授業外の学修】
 各回指示された教科書の当該箇所を要約してくること。
 
【教育方法】
 講義を中心とし、授業中に3回程度のレポート提出を課す。
 
 
【評価方法】
 (知識・理解)
 定期試験(40%)
 (思考・判断・表現/思考・技能・実践)
 課題レポート(30%)
 (態度・志向性)
 ノートの提出(30%)
【必携図書】
 佐藤正幸『世界史における時間』(山川出版社、2018年)全90ページ、765円
【参考図書】
 授業時に指示する。
【履修上の注意】
 予習復習を十分行うこと。
【過去の活動状況】
  http://researchmap.jp/read0010256
【学生へのメッセージ】
 質問は授業中に受け付けるので、積極的に行うこと。

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