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科 目 名  韓国学概論
担 当 者  徐 正根
開 講 期 後期 履修年次 1 必修選択別

選択

単 位 数

2

時 間 数

30

授業形式

講義

カテゴリ

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【科目の目的】
  いわゆる韓流ブーム以降、日本で韓国関連の情報に接するのは日常茶飯事となりました。テレビでは韓国のドラマが放送され、韓国料理もいたるところで食べられます。しかし、その一方でヘイトスピーチが横行し、嫌韓流というものも広く認知されるようになりました。
  食文化や映像文化の浸透によって多くの人が韓国社会について知るようになったことを踏まえ、韓国と日本両国の理解がさらに進展することを願いつつ、色々な角度から韓国社会の実像を見ていきます。
  昨年は従軍慰安婦問題や「徴用工裁判」、レーダー照射などの影響で韓国と日本の関係が悪化したと捉えられていますが、二国間関係は中央政府の対応だけで決まるものではありません。韓日関係は本当に悪化しているのか、事実を確認しながら望ましい在り方を共に考えます。
 
【到達目標】
 (知識・理解)
 ・韓国の社会の有り様、伝統、文化、価値観、政治経済などの知識を得ること。
 (思考・判断・表現/思考・技能・実践)
 ・日本との差異を認識すること。
 (態度・志向性)
 ・日本(自国)のことを改めて問い直すインセンティブを得ること。
 ・日本と韓国の相互理解の一助となるモチベーションを高める。
 
【授業内容】
 1.イントロダクション - 韓国の今
 2.韓国社会の有り様と韓国人の気質  伝統、慣習、宗教、思想
 3.韓国の政治(1)  軍事政権下の政治と社会、反共主義
 4.韓国の政治(2)  民主化以降の政治と社会、国家保安法と主敵と徴兵制
 5.韓国の歴史と韓国人の歴史  国家の変遷、単一民族の神話と地域感情
 6.韓国の経済発展  近代化・「漢江の奇跡」と日本、財閥経済
 7.韓国の文化(1)  大衆文化と民衆文化という概念、衣・食・住、文学・芸術
 8.韓国の文化(2)  サブカルチャー、映画、インターネット
 9.世界の中の韓国  「韓国学」の世界化
 10.コリアン・ディアスポラ  在日韓国・朝鮮人、移民大国
 11.韓流ブーム(1)  ブームの背景、コンテンツ、日本社会の変化と韓流
 12.韓流ブーム(2)  韓流と嫌韓流の意識構造
 13.韓国と日本の関係を考える(1)  似ているけど違う習慣やマナーの数々
 14.韓国と日本の関係を考える(2)  両国関係のあるべき姿とは、将来像を描く
 15.全体のまとめ
 
【教育方法】
  講義形式ではありますが、受講生には現在進行形で有する知識を披露してもらいながら授業を進めていきます。希望があれば、ビデオを見たり、何かを食してみたりすることも考えてます。
【評価方法】
 (知識・理解)
  期末のテストもしくはレポートで評価します。評価の要素は下記のとおりです。
 
 ・韓国の社会の有り様、伝統、文化、価値観、政治経済などの知識の習得が30%
 
 (思考・判断・表現/思考・技能・実践)
 ・日本との差異がどこから生じているのか認識できているかが30%
 (態度・志向性)
 ・日本(自国)のことを改めて問い直すインセンティブを得られたかが20%
 ・日本と韓国の相互理解の一助となるモチベーションを高められたかが20%
 
【必携図書】
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【参考図書】
  文京洙『韓国現代史』岩波新書
【履修上の注意】
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【過去の活動状況】
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【学生へのメッセージ】
  好き嫌いは別にして、関心のある学生は受講してみてください。

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