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科 目 名  国際機構論
担 当 者  斎藤 直樹
開 講 期 前期 履修年次 新3・4 旧2・3・4 必修選択別

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単 位 数

2

時 間 数

30

授業形式

カテゴリ

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【科目の目的】
 17世紀初頭に西欧に国際社会が誕生して以来、主権国家の間ではしばしば激しい利害の衝突がみられてきました。このため、国家間で発生する諸問題の調整機関として国際機構が創設されることになりました。特に「戦争の世紀」と呼ばれた20世紀には第一次世界大戦を契機として世界的機構として国際連盟が創設されましたが、1930年代に深刻な限界を露呈しました。第二次大戦後に新たな機構として国連が創設されました。冷戦の下で国連はしばしば形骸化したものの、冷戦後、国連への期待は急速に高まりました。とはいえ、国連の抱える課題も山積する状況の下で、その改革が引き続いて叫ばれています。加えて、OSCE(欧州安全保障協力機構)、AU(アフリカ連合)、OAS(米州機構)など、各地域の機構の果たす役割が注目されています。こうした理解に基づき、国際機構論は、20世紀を通じ国際機構が国際平和の分野で果たした役割と限界を概観し、その上で、21世紀において国際機構が果たすべき役割と課題について考察します。
 
 学士力[国際政策教養力][国際ビジネス・観光専門力]
【到達目標】
 (知識・理解)
 20世紀を通じ国際機構が国際平和の分野で果たした役割と限界について基礎的理解を得る。
 
 (思考・判断・表現/思考・技能・実践)
 (思考・技能・実践)その上で、21世紀において国際機構が果たすべき役割と課題について考察する思考能力を養う。
【授業内容】
 国際機構論は以下の項目に従い授業を進めます。
 (1)国際社会の進展と国際機構の創設
 (2)国際連盟の集団的安全保障とその限界
 (3)国連憲章と国連の平和維持の仕組み
 (4)国連の集団的安全保障の役割と課題(1)朝鮮戦争と集団安保
 (5)国連の集団的安全保障の役割と課題(2)湾岸戦争と集団安保
 (6)国連の集団的安全保障の役割と課題(3)イラク戦争と集団安保
 (7)国連の平和維持活動の役割と課題(1)冷戦時代における平和維持活動
 (8)国連の平和維持活動の役割と課題(2)冷戦後における平和維持活動
 (9)国連の財政問題
 (10)国連の改革(1)改革案の変遷‐「平和への課題」「ブラヒミ・レポート」
 (11)国連の改革(2)改革案の変遷‐「より安全な世界‐分かち合う責任」
 (12)国連制度・組織の改組問題
 (13)国連と地域機構
 (14)イラク危機・戦争と国連の対応
 (15)北朝鮮危機と国連の対応
 
 
【教育方法】
 講義形式で行いますが、できれば受講者との間でデスカッションを取り入れたいと考えます。また必要に応じスライドやビデオを用います。適宜、必要な資料を配布します。
【評価方法】
 (知識・理解)
 評価については、受講姿勢30%、レポート70%の割合で総合評価を行います。
【必携図書】
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【参考図書】
 斎藤直樹『(新版)国際機構論』(北樹出版・2001年)
【履修上の注意】
 積極的な受講姿勢が望まれます。私語は慎みましょう
【過去の活動状況】
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【学生へのメッセージ】
 21世紀の世界において国連に代表される国際機構が期待された役割を果たすためには何が必要でしょうか。一緒に考えましょう

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