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科 目 名  地域政策論
担 当 者  熊谷 隆一
開 講 期 集中 履修年次 総:2・3 福:2・3・4 人:3・4 必修選択別

選択

単 位 数

2

時 間 数

30

授業形式

講義

カテゴリ

地域課題科目

 
【科目の目的】
 経済・金融のグローバル化が進み、産業の空洞化や産業構造の高度化が進展したことにより、旧来の企業誘致や公共事業による地域活性化は、現在その限界を露呈している。バブルの崩壊とともに各自治体のお荷物となってしまったリゾート開発事業はその典型であろう。また、少子高齢社会にあって人口減少も予想されている現状は、定住人口増政策を掲げてきた自治体にとってあまりにもきびしい現実である。こうしたなか、自治体は自らの地域の特色を生かし、他との差異化を図っていくことを模索し始めている。本講では、このような問題意識に立ち、具体的な事例分析を現場視察やヒアリングを実施して自治体の地域政策について考察する。
  学士力:地域マネジメント基礎力
 
【到達目標】
 (知識・理解)
 自治体の政策能力、自治体政策の歴史と必然性、自治体政策の役割と方法、政策研究の実践的課題、地域政策への市民参加、地域政策の具体的事例などについて理解し、説明できる。
 
 (思考・判断・表現/思考・技能・実践)
 地域政策の専門用語や概念を理解した上で、特定の地域の具体的政策課題について自身の見解をまとめて、発表できる。
 
 (態度・志向性)
 地域社会や市民政府の自覚した担い手として、地域の課題解決について自ら参加するという自発性を養う。
【授業内容】
 1.ガイダンス(講義のすすめ方と講義内容の概略、および参考書や評価方法などを説明)@
 2.自治体政策研究の課題と展望
  (1)自治体と政策能力@
  (2)自治体政策の流れと必然性A
  (3)政策研究の役割と方法B
  (4)展望と条件C
 3.政策研究と自治体学D
 4.政策研究の実践的課題E
 5.市民参加の実践と理論課題F
 6.政策事例研究(2019年度のみ「市民の政府」を目指しながら取り組まれた横浜の
   まちづくり「横浜6大事業」について現地で視察&ヒアリングを実施する)
  (1)都心部強化(みなとみらい21)G
  (2)金沢地先埋立事業H
  (3)港北ニュータウンI
  (4)高速道路(首都高速道路)J
  (5)高速鉄道(地下鉄)K
  (6)ベイブリッジL
  (7)その他(横浜スタジアム、公害問題、横浜駅開発)M
 7.補足とまとめN
 【授業外の学修】現地視察&ヒアリングの前に、各自で参考文献や関連文献を学習しておくこと。
  また、課題レポート作成に備えて、視察やヒアリングの内容を自分なりにまとめておくこと。
 
【教育方法】
 2019年度のみ前期に集中講義で開講します。講義日は、@4/27(土)3コマ(2限〜4限)、A8/3(土)2コマ(3限〜4限)、B8/22(木)&23(金)10コマの予定。@とAは学内で開催、Bは横浜で現地視察やヒアリングを実施します(現地集合&現地解散)。それらの講義を踏まえて、最終的に課題レポートを提出していただきます。
 
【評価方法】
 (知識・理解)
 小テスト&リアクション・ペーパー(20%)。
 (思考・判断・表現/思考・技能・実践)
 課題レポート(60%)。
 (態度・志向性)
 現地視察&ヒアリングへの取り組み状況(20%)。
【必携図書】
 講義中に適宜紹介する。
【参考図書】
 田村明著『田村明の闘い 横浜<市民の政府>をめざして』(学芸出版社、2006年)
【履修上の注意】
 上述のように、8/22(木)&23(金)は横浜で開催します(現地集合&現地解散)。そのため、指定ホテルに1泊となりますが、その宿泊費と往復の交通費は自己負担なりますので、注意してください。
 履修年次【総:2・3  福:2・3・4  人:3・4】
【過去の活動状況】
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【学生へのメッセージ】
 教育方法で記載したように、2019年度は前期に集中講義として開催し、現地視察およびヒアリングを実施するので、履修する学生はその心積もりをして欲しい。なお、オフィスアワーを開講時に紹介するので、不明なことがあれば随時研究室へ来て欲しい。

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