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科 目 名  商法T
担 当 者  澁谷 彰久
開 講 期 前期 履修年次 2 必修選択別

選択

単 位 数

2

時 間 数

30

授業形式

講義

カテゴリ

地域関連科目

 
【科目の目的】
 本講義では、まず、企業の取引(商行為)はどのように規制され、個々の企業取引の実態と特徴について商法典上に予定される商取引を中心に学ぶ。次に、商行為としての金融取引について業種ごとの法的特徴を詳しく論じる。最後に、企業取引の信用・支払い手段として利用される手形・小切手の意義と機能および資金決済の仕組みについて論じ、現代における資金決済法制に対する理解を深める。
 また、最近話題となっている仮想通貨やフィンテックについても分かり易く論じる。
 学士力:国際ビジネス・観光基礎力
【到達目標】
 (知識・理解)
 商法に関する基本的な知識の習得と商事法の特徴について理解する。
 (思考・判断・表現/思考・技能・実践)
 具体的な商事取引として金融取引(銀行・証券・保険・信託)について各自で考え、就職先の候補先とした場合、それぞれの業務内容の理解に役立つようにする。
 (態度・志向性)
 現代社会における商事・金融取引の法的な構造と問題について考えられる態度の修得。
【授業内容】
 1.イントロダクション(講義の進め方・商法典の歴史と構造・民法との比較)
 2.商法の基本概念(商人・商行為・営業と営業譲渡・商号)
 3.商取引と代理制度(商事代理・支配人と使用人・外観主義と商法)
 4.商法の定める営業(運送取引・倉庫取引・代理・仲立・問屋)
 5.商事売買と消費者売買(商社機能・フランチャイズ契約・特定商品取引)
 6.金融取引その1( 銀行取引 )
 7.金融取引その2( 証券取引 )
 8.金融取引その3( 保険取引 )
 9.金融取引その4( リース取引・クレジット取引 ) 
 10.金融取引その5( フィンテックと金融取引 )
 11.手形・小切手とは(手形・小切手の意義と機能) 
 12.手形行為(手形保証・支払提示・遡求) 
 13.資金決済取引(為替取引・銀行間決済・海外資金決済)
 14.資金決済取引(仮想通貨・電子マネーと新しい決済手段)
 15.復習と補講
 *講義の一部には実際の金融機関を訪問する時間も含まれる。
 尚、授業外に以下の学修を課す。
 ・指定した教科書の単元を事前に読んでおくこと。また、授業後の関係する教科書・資料を用いて復習すること。
 ・必要に応じて授業後にはレポートを提出すること。
 
【教育方法】
 レジュメを配布し講義の方式を中心とするが、受講者との対話・討議形態も取り入れ、興味ある分野につき事前に発表・提出レポートのテーマを割り当てたい。また、金融取引においては、実際の証券取引所や金融機関・支店を訪問し、主体的に自らの課題設定を行う「アクティブラーニング」の手法を講義内で取り入れる。
 【実務経験のある教員による教育方法】
 教員の資格・職業・実務経験:
 三菱銀行(現三菱UFJ銀行)勤務(1980〜2009年) 詳しくは以下のHPの経歴を参照されたい。
 具体的な教育方法:
 ・金融や銀行の実務や最新の動向と法理論の関係を分かり易く解説する。
 ・弁護士や実務家を講義内にゲストスピーカーとして呼び、実務上の課題について議論をする。
  教員の資格・職業・実務経験に関する資料
【評価方法】
 (知識・理解)
 期末試験の成績(50%)
 (思考・判断・表現/思考・技能・実践)
 課題・レポート(40%)
 (態度・志向性)
 報告・発表(10%)
【必携図書】
 講義の中で随時紹介する。
 講義には学習用六法を持参すること。例えば、ポケット六法(有斐閣)、岩波基本六法(岩波書店)、デイリー六法(三省堂)等。 
【参考図書】
 講義の中で随時紹介する。
【履修上の注意】
 授業内での積極的・主体的な参加を求める。
【過去の活動状況】
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【学生へのメッセージ】
 商法Tは会社法(商法U)以外の様々な企業取引についての法的問題を扱います。特に金融機関や金融取引について詳しく講義を行います。受講者は各自で興味あるテーマについて、日刊紙の経済面に目をとおすなどして経済社会や関連法の動向に注意してアンテナを高めてください。質問はいつでも受けます。

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