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科 目 名  国際経済論T(アジア)
担 当 者  徐 正根
開 講 期 後期 履修年次 3・4 必修選択別

選択

単 位 数

2

時 間 数

30

授業形式

講義

カテゴリ

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【科目の目的】
  経済発展はいかにして可能になるのか。アジア諸国の経済成長を概観しながら、その条件、パターン、構造、歪などを考え、望ましい人間社会のあり方について考えるきっかけにしたいと思います。近年は中国やASEAN諸国の発展が著しく、東アジア共同体構築に向けた動きが活発になっています。この地域で経済統合はどのように進んでいるのか、はたして共同体構築は成し得るのか、その条件や可能性などをも併せて考えていきます。
【到達目標】
 (知識・理解)
 ・アジアの経済発展はいかに達成されたか、その現状と歴史、理論を複合的に理解すること。
 (思考・判断・表現/思考・技能・実践)
 ・東アジア共同体は創れるのか、またそれは望ましいのか、その可能性について考える。
  
 (態度・志向性)
 ・日本もアジアの一員であるという考え方が出来るようにする。
 
【授業内容】
 1.イントロダクション  経済成長、経済発展とは何か
 2.アジアの勃興  「アジア的停滞」から新興工業地域、成長センターへの変貌
 3.経済開発モデル  後発性利益と圧縮型発展
 4.輸入代替政策と輸出指向政策  成長の制約要因と転換点
 5.アジアNIEsの特徴(1) 韓国、台湾
 6.アジアNIEsの特徴(2)  香港、シンガポール
 7.アジア通貨危機   その要因と各国の対応
 8.東アジア共同体構想  EAEGからアセアン+3に至るプロセス
 9.グローバリゼーションと国家の変容 個人・国家・国民の関係、国民国家を超えて
 10.EUへのプロセス  ヨーロッパとアジアで何が違うのか
 11.地域共同体の条件 共通の脅威・利益・価値観、安全保障と文化の壁
 12.経済統合の段階 バラッサの五段階説
 13.文化交流と人的交流の拡大  異文化の受容と結合
 14.東アジア共同体構想の可能性と阻害要因  市民社会の役割
 15.全体のまとめ  共同体はつくるべきか
 
【教育方法】
  履修者の数にもよりますが、一方的に話を聞いてもらうのではなく、受講者の発言を促しながらキャッチボール形式で授業を進めていく予定です。
【評価方法】
 (知識・理解)
  テスト又はレポートにて評価します。評価の観点は下記のとおりです。
 ・アジアの経済発展はいかに達成されたか、その現状と歴史、理論を複合的に理解すること30%
 (思考・判断・表現/思考・技能・実践)
 ・東アジア共同体は創れるのか、またそれは望ましいのか、その可能性について自分の見解をもつことが30%
 (態度・志向性)
 ・アジアの安定と発展に自らいかに貢献できるか、考えを巡らすようになったかが40%
【必携図書】
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【参考図書】
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【履修上の注意】
  基本的な経済学の知識を前提にして授業を進めます。
【過去の活動状況】
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【学生へのメッセージ】
  EU統合を成し遂げたヨーロッパとアジアはどこが違うのか。また、「アジアと日本」と「アジアの日本」とではニュアンスがどう違うのか。日常の中の出来事で考えてみてください。

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